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弘前大学/2019年度

弘前大学 2019年 数学 第5問解答・解説

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1問題

弘前大学2019年度第5問

複素数平面において, 複素数 2, 4i, z を表す点をそれぞれ A, B, C とする。ただし, i は虚数単位とする。

(1) △ABC が ∠ACB を直角とする直角二等辺三角形となるように, 複素数 z の値を定めよ。

(2) △ABC が正三角形となるように, 複素数 z の値を定めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

複素数平面を座標で表し、辺長の一致を距離条件、直角を内積0として連立する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) z=−1+i, 3+3i,\space{}z=-1+i,\space{}3+3i,\qquad (2) z=1+23+(2+3)i, 1−23+(2−3)i\space{}z=1+2\sqrt{3}+(2+\sqrt{3})i,\space{}1-2\sqrt{3}+(2-\sqrt{3})i

4解答

解答を見る途中式つきの解答

点 CC の座標を z=x+yiz=x+yi とする。A=(2,0),B=(0,4)A=(2,0), B=(0,4) である。

両問とも CA=CBCA=CB が必要なので、 ∣z−2∣2=∣z−4i∣2、すなわち (x−2)2+y2=x2+(y−4)2、すなわち x=2y−3.(1)|z-2|^2=|z-4i|^2\text{、すなわち } (x-2)^2+y^2=x^2+(y-4)^2\text{、すなわち } x=2y-3. \tag{1}

(1) ∠ACB=90∘\angle ACB=90^\circ は CA→⋅CB→=0\overrightarrow{CA}\cdot\overrightarrow{CB}=0 と同値である。よって (2−x)(−x)+(−y)(4−y)=0、すなわち x2+y2−2x−4y=0.(2-x)(-x)+(-y)(4-y)=0\text{、すなわち } x^2+y^2-2x-4y=0. (1) を代入すると (2y−3)2+y2−2(2y−3)−4y=0、すなわち 5(y−1)(y−3)=0.(2y-3)^2+y^2-2(2y-3)-4y=0\text{、すなわち } 5(y-1)(y-3)=0. したがって y=1,3y=1,3、対応する xx は −1,3-1,3 であり、z=−1+i,3+3iz=-1+i, 3+3i。いずれも CA=CB=10CA=CB=\sqrt{10} なので条件を満たす。

(2) (1) により CA=CBCA=CB だから、正三角形となる条件はさらに CA=ABCA=AB である。 AB2=∣2−4i∣2=20AB^2=|2-4i|^2=20 より ∣z−2∣2=20、すなわち (x−2)2+y2=20.|z-2|^2=20\text{、すなわち } (x-2)^2+y^2=20. (1) を代入して (2y−5)2+y2=20、すなわち y2−4y+1=0、すなわち y=2±3.(2y-5)^2+y^2=20\text{、すなわち } y^2-4y+1=0\text{、すなわち } y=2\pm\sqrt{3}. このとき x=2y−3=1±23x=2y-3=1\pm2\sqrt{3}(複号同順)。したがって z=1±23+(2±3)iz=1\pm2\sqrt{3}+(2\pm\sqrt{3})i(複号同順)。

この問題で使う考え方

  • 複素数平面
  • ベクトルの内積

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