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弘前大学/2023年度

弘前大学 2023年 数学 第1問解答・解説

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1問題

弘前大学2023年度第1問

a,ba, b は a≧b,4b>a,ab>4a \geq b, 4b > a, ab > 4 を満たす自然数とする。三角形 ABC において, AB=2AB = 2. BC=log⁡2aBC = \log_2 a, CA=log⁡2bCA = \log_2 b とする。次の問いに答えよ。

(1) 三角形 ABC の周の長さが 4+log⁡23+log⁡254 + \log_{2} 3 + \log_{2} 5 となる自然数の組 (a, b) をすべて求めよ。

(2) (1) で求めた自然数の組 (a,b)(a, b) において, AB × BC × CA の最大値と最小値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

(1) 周の長さの条件から 2+log⁡2a+log⁡2b=4+log⁡23+log⁡252+\log_2a+\log_2b=4+\log_2 3+\log_2 5 となる。対数法則より log⁡2(ab)=2+log⁡215=log⁡260,\log_2(ab)=2+\log_2 15=\log_2 60, ゆえに ab=60ab=60。a≧ba\ge b を満たす自然数の組は (a,b)=(60,1),(30,2),(20,3),(15,4),(12,5),(10,6).(a,b)=(60,1),(30,2),(20,3),(15,4),(12,5),(10,6). このうち 4b>a4b>a を満たすのは (15,4),(12,5),(10,6)(15,4),(12,5),(10,6) であり、いずれも ab=60>4ab=60>4 を満たす。したがって求める組はこの3組である。 (2) P(a,b)=AB⋅BC⋅CA=2log⁡2alog⁡2bP(a,b)=AB\cdot BC\cdot CA=2\log_2a\log_2b とおき、u=log⁡23,  v=log⁡25u=\log_2 3,\;v=\log_2 5 とする。各組に対して P(15,4)=4(u+v),P(12,5)=2(u+2)v,P(10,6)=2(u+1)(v+1).P(15,4)=4(u+v),\quad P(12,5)=2(u+2)v,\quad P(10,6)=2(u+1)(v+1). ここで u>0u>0, v>2v>2 だから P(12,5)−P(15,4)=2u(v−2)>0.P(12,5)-P(15,4)=2u(v-2)>0. また 1+u=log⁡26>log⁡25=v1+u=\log_2 6>\log_2 5=v より P(10,6)−P(12,5)=2(1+u−v)>0.P(10,6)-P(12,5)=2(1+u-v)>0. 従って P(15,4)<P(12,5)<P(10,6)P(15,4)<P(12,5)<P(10,6)。よって最小値は 4log⁡2154\log_2 15、最大値は 2log⁡210log⁡262\log_2 10\log_2 6 である。

この問題で使う考え方

  • 約数・倍数
  • 対数とその性質
  • 対数関数のグラフ・増減

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