東京慈恵会医科大学/2014年度/前期
東京慈恵会医科大学 2014年 数学 第1問解答・解説
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1問題
次の にあてはまる適切な数値,または行列を解答欄に記入せよ。
(1) 1から10までの数字が1つずつ記入された10枚のカードから3枚のカードを同時に取り出す。取り出したカードに記入してある3つの数の最小値を ,最大値を とすると, となる確率は である。また, となる確率は である。
(2) 実数を成分とする2次の正方行列 の表す1次変換(点の移動) によって, 平面上の点 は点 に,点 は点 に,点 は点 にそれぞれ移される。このとき,行列 は ,点 の座標は である。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- アイウエオ
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
agraph{問題1(独立解答)}
agraph{(1) カードの確率} 3枚は同時に取り出すので、標本は順序を付けない3要素の組であり、 総数は である。小さい順に と書く。
の場合、 と固定すれば なので 。中間の は の 通りから選ぶ。 従って該当する組は 通りであり、
では、 と固定したとき、残り2枚は から選ぶ。 ならこの集合は 枚、 なら 枚である。 ()と約束すれば、組数は 従って
agraph{(2) 3点を巡る一次変換} 、である。 任意の点について を成分ごとに解くと、とただ一通りに定まる。 したがって、未知の点を と一意に表してよい。 , , を使うと の係数を比べて 従って 、。 は実数なので , である。 よって
と置く。 、すなわち から , 。また 、すなわち から , 。 従って , であり、 実際、 も満たすので、三つの移動条件を すべて確認できる。
この問題で使う考え方
- 組合せ
- 確率の基本法則
- 和の法則
- 総和記号と数列の和
- ベクトルの和・差・実数倍
- ベクトルによる図形の考察
- 行列を用いた表現
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