本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

東京慈恵会医科大学/2018年度/前期

東京慈恵会医科大学 2018年 数学 第4問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

東京慈恵会医科大学2018年度第4問

OO を原点とする座標空間内に、定点 A(4,0,0)A(4,0,0) と3点 P(4cos⁡θ,22sin⁡θ,22sin⁡θ),Q(4cos⁡θ,22sin⁡θ,22sin⁡θ),R\displaystyle P(4\cos\theta,2\sqrt{2}\sin\theta,2\sqrt{2}\sin\theta),\quad Q\left(4\cos\theta,\frac{\sqrt{2}}{2}\sin\theta,\frac{\sqrt{2}}{2}\sin\theta\right),\quad R があり、0<θ<π2\displaystyle 0<\theta<\frac{\pi}{2} かつ OR→=4OQ→∣OQ→∣\displaystyle \overrightarrow{OR}=4\frac{\overrightarrow{OQ}}{|\overrightarrow{OQ}|} をみたしている。このとき、次の問いに答えよ。

(1) θ\theta が 0<θ<π2\displaystyle 0<\theta<\frac{\pi}{2} の範囲を動くとき、∣PR→∣|\overrightarrow{PR}| の最大値と、そのときの cos⁡θ\cos\theta の値を求めよ。

(2) ∣PR→∣|\overrightarrow{PR}| が最大となるときを考える。OO を端点とし線分 PRPR の中点を通る半直線上に、点 MM を ∣OM→∣=4|\overrightarrow{OM}|=4 となるようにとるとき、△MOA\triangle MOA の面積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

Qの長さを媒介変数dで表し、|PR|²をdの一変数式に整理して平方の非負性から最大値を得る。最大時のP,Rの中点を求めて長さ4に正規化し、底辺と高さで三角形の面積を計算する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • max⁡∣PR→∣=4105,cos⁡θ=15;\displaystyle \max|\overrightarrow{PR}|=\frac{4\sqrt{10}}5,\qquad \cos\theta=\frac1{\sqrt5};
    [△MOA]=42.[\triangle MOA]=4\sqrt2.

4解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) c=cos⁡θ, s=sin⁡θc=\cos\theta,\ s=\sin\theta とし、d=∣OQ→∣d=|\overrightarrow{OQ}| とおく。0<θ<π/20<\theta<\pi/2 より c,s>0c,s>0 であり、 d2=16c2+2(22s)2=16c2+s2=1+15c2.\displaystyle d^2=16c^2+2\left(\frac{\sqrt2}{2}s\right)^2=16c^2+s^2=1+15c^2. したがって R=(16cd,22sd,22sd),P=(4c,22s,22s).\displaystyle R=\left(\frac{16c}{d},\frac{2\sqrt2s}{d},\frac{2\sqrt2s}{d}\right),\qquad P=(4c,2\sqrt2s,2\sqrt2s). よって ∣PR→∣2=16d2(c2(4−d)2+s2(d−1)2).\displaystyle |\overrightarrow{PR}|^2=\frac{16}{d^2}\left(c^2(4-d)^2+s^2(d-1)^2\right). c2=(d2−1)/15c^2=(d^2-1)/15、s2=(16−d2)/15s^2=(16-d^2)/15 を代入して整理すると ∣PR→∣2=325(d−1)(4−d)d=325(1−(d−2)2d)≦325.\displaystyle |\overrightarrow{PR}|^2=\frac{32}{5}\frac{(d-1)(4-d)}{d} =\frac{32}{5}\left(1-\frac{(d-2)^2}{d}\right)\leq\frac{32}{5}. ここで 1<d<41<d<4 なので等号は d=2d=2 のとき成立する。このとき d2=1+15c2d^2=1+15c^2 から c2=1/5c^2=1/5 であり、c>0c>0 より max⁡∣PR→∣=325=4105,cos⁡θ=15.\displaystyle \max|\overrightarrow{PR}|=\sqrt{\frac{32}{5}}=\frac{4\sqrt{10}}5,\qquad \cos\theta=\frac1{\sqrt5}.

(2) このとき sin⁡θ=2/5\sin\theta=2/\sqrt5 であり、 P=(45,425,425),R=(85,225,225).\displaystyle P=\left(\frac4{\sqrt5},\frac{4\sqrt2}{\sqrt5},\frac{4\sqrt2}{\sqrt5}\right),\qquad R=\left(\frac8{\sqrt5},\frac{2\sqrt2}{\sqrt5},\frac{2\sqrt2}{\sqrt5}\right). 線分 PRPR の中点を SS とすると S=(65,325,325),∣OS→∣=625.\displaystyle S=\left(\frac6{\sqrt5},\frac{3\sqrt2}{\sqrt5},\frac{3\sqrt2}{\sqrt5}\right),\qquad |\overrightarrow{OS}|=6\sqrt{\frac25}. MM は半直線 OSOS 上にあり ∣OM→∣=4|\overrightarrow{OM}|=4 だから M=4∣OS→∣S=(22,2,2).\displaystyle M=\frac{4}{|\overrightarrow{OS}|}S=(2\sqrt2,2,2). OAOA は xx 軸上に長さ4であり、点 MM から xx 軸までの距離は 22+22=22\sqrt{2^2+2^2}=2\sqrt2 である。したがって [△MOA]=12⋅4⋅22=42.\displaystyle [\triangle MOA]=\frac12\cdot4\cdot2\sqrt2=4\sqrt2.

この問題で使う考え方

  • 三角関数の相互関係
  • ベクトルの和・差・実数倍
  • 位置ベクトル
  • 空間座標と空間ベクトル
  • ベクトルによる図形の考察

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。