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順天堂大学/2007年度/1次

順天堂大学 2007年 数学 第II問解答・解説

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1問題

順天堂大学2007年度第II問

□\square に適する解答をマークせよ。ただし、それぞれの問題で同じ記号の □\square には同一の値がはいる。

関数 f(x)=x3−3x−18f(x)=x^3-3x-18 とし、y=f(x)y=f(x) のグラフを CC とする。曲線 CC は、xx 軸と1点 A(ア,0)A(\boxed{\text{ア}},0) で交わる。

曲線 CC の1点 (s,f(s))(s,f(s)) を通る接線の方程式は、y=f′(s)(x−s)+f(s)y=f'(s)(x-s)+f(s) と表される。この接線が xx 軸と (t,0)(t,0) で交わるとき、tt と ss との関係式は イs3−ウts2+エt+オカ=0\boxed{\text{イ}}s^3-\boxed{\text{ウ}}ts^2+\boxed{\text{エ}}t+\boxed{\text{オカ}}=0 となる。この ss についての方程式の実数解には、曲線 CC 上の接線が対応している。したがって、この方程式の解を調べることによって、(t,0)(t,0) を通る接線がわかる。例えば、点 AA を通る接線は、 y=キクx−ケコy=\boxed{\text{キク}}x-\boxed{\text{ケコ}} と y=サシスx−セソタ\displaystyle y=\frac{\boxed{\text{サシ}}}{\boxed{\text{ス}}}x-\frac{\boxed{\text{セソ}}}{\boxed{\text{タ}}} の2本になっている。

この ss についての方程式の実数解の個数を調べることにより、 t<チツ のとき テ 本,t=チツ のとき ト 本,チツ<t<ナ のとき ニ 本,t=ナ のとき ヌ 本,t>ナ のとき ネ 本の接線が存在することがわかる。\begin{aligned} t&<\boxed{\text{チツ}}\text{ のとき }\boxed{\text{テ}}\text{ 本},\\ t&=\boxed{\text{チツ}}\text{ のとき }\boxed{\text{ト}}\text{ 本},\\ \boxed{\text{チツ}}&<t<\boxed{\text{ナ}}\text{ のとき }\boxed{\text{ニ}}\text{ 本},\\ t&=\boxed{\text{ナ}}\text{ のとき }\boxed{\text{ヌ}}\text{ 本},\\ t&>\boxed{\text{ナ}}\text{ のとき }\boxed{\text{ネ}}\text{ 本の接線が存在することがわかる。} \end{aligned}

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

接線のx切片条件を接点パラメータの三次方程式に変換し、極値の符号とt=0の単調性で異なる実根を数えた。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • ア=3, =3,\space{} イ=2, =2,\space{} ウ=3, =3,\space{} エ=3, =3,\space{} オカ=18;y=24x−72, y=154x−454;\displaystyle =18;\quad y=24x-72,\space{}y=\frac{15}{4}x-\frac{45}{4};\quad チツ=−6, =-6,\space{} テ=3, =3,\space{} ト=2, =2,\space{} ナ=3, =3,\space{} ニ=1, =1,\space{} ヌ=2, =2,\space{} ネ=3.=3.

4解答

解答を見る途中式つきの解答

f(x)=(x−3)(x2+3x+6)f(x)=(x-3)(x^2+3x+6)であり、x2+3x+6x^2+3x+6の判別式は−15<0-15<0である。したがってA=(3,0)A=(3,0)(ア=3)。

接点を(s,f(s))(s,f(s))とすると、接線が(t,0)(t,0)を通る条件は 0=(3s2−3)(t−s)+s3−3s−18すなわち2s3−3ts2+3t+18=0.0=(3s^2-3)(t-s)+s^3-3s-18 \quad\text{すなわち}\quad 2s^3-3ts^2+3t+18=0. よってイ=2、ウ=3、エ=3、オカ=18。t=3t=3を代入すると 2s3−9s2+27=(s−3)2(2s+3)=0.2s^3-9s^2+27=(s-3)^2(2s+3)=0. 相異なる接点のssは3,−3/23,-3/2である。接線の傾きf′(s)=3s2−3f'(s)=3s^2-3を使うと、Aを通る2本は y=24(x−3)=24x−72,y=154(x−3)=154x−454\displaystyle y=24(x-3)=24x-72,\qquad y=\frac{15}{4}(x-3)=\frac{15}{4}x-\frac{45}{4} である。

接線の本数を数えるためGt(s)=2s3−3ts2+3t+18G_t(s)=2s^3-3ts^2+3t+18と置く。すると Gt′(s)=6s(s−t),Gt(0)=3(t+6),Gt(t)=−(t−3)(t2+3t+6).G_t'(s)=6s(s-t),\qquad G_t(0)=3(t+6),\qquad G_t(t)=-(t-3)(t^2+3t+6). t2+3t+6>0t^2+3t+6>0はすべての実数ttで成り立つ。t<0t<0のときGtG_tはs=ts=tで極大、s=0s=0で極小となる。t>0t>0のときはs=0s=0で極大、s=ts=tで極小となる。

t<−6t<-6ではGt(t)>0>Gt(0)G_t(t)>0>G_t(0)より実根は3個。t=−6t=-6ではG−6(s)=2s2(s+9)G_{-6}(s)=2s^2(s+9)より相異なる実根は2個。−6<t<0-6<t<0では両極値が正なので実根は1個。t=0t=0ではG0(s)=2s3+18G_0(s)=2s^3+18が厳密に増加するため実根は1個。0<t<30<t<3でも両極値が正なので実根は1個。t=3t=3ではG3(s)=(s−3)2(2s+3)G_3(s)=(s-3)^2(2s+3)より2個。t>3t>3ではGt(0)>0>Gt(t)G_t(0)>0>G_t(t)より3個である。

異なる接点s1,s2s_1,s_2の接線が同一なら、そのyy切片−2s3−18-2s^3-18が等しいからs13=s23s_1^3=s_2^3、したがってs1=s2s_1=s_2となる。ゆえに相異なる実根の個数がそのまま接線の本数であり、順に3,2,1,2,33,2,1,2,3本である。

この問題で使う考え方

  • 剰余・因数定理
  • 二次方程式の判別式
  • 多項式の導関数
  • 接線の方程式
  • 導関数と増減
  • 極大・極小

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