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琉球大学/2021年度/前期

琉球大学 2021年 数学 第1問解答・解説

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1問題

琉球大学2021年度第1問

関数 f(x)=2x3−3x2−6x+7f(x)=2x^3-3x^2-6x+7 を考える。次の問いに答えよ。(50点)

問1 方程式 f(x)=0f(x)=0 を解け。

問2 f(x)f(x) が x=α,βx=\alpha,\beta(ただし α<β\alpha<\beta)で極値をとるとき、α\alpha と β\beta を求めよ(極値を求める必要はない)。

問3 曲線 y=f(x)y=f(x) と xx 軸で囲まれる領域のうち、α≦x≦β\alpha\leq x\leq\beta を満たす部分の面積を求めよ。

(解答は次のページの解答欄に記入すること)

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

因数定理と二次方程式の解法で零点を求め、導関数の符号で極値を判定する。面積は零点x=1で積分を分け、原始関数を用いて計算する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) x=1−574, 1, 1+574\displaystyle \quad x=\dfrac{1-\sqrt{57}}{4},\space{}1,\space{}\dfrac{1+\sqrt{57}}{4}\quad / (2) α=1−52, β=1+52\displaystyle \quad \alpha=\dfrac{1-\sqrt{5}}{2},\space{}\beta=\dfrac{1+\sqrt{5}}{2}\quad / (3) 192\displaystyle \quad \dfrac{19}{2}

4解答

解答を見る途中式つきの解答

問1. f(1)=0f(1)=0 であるから、因数定理により f(x)=(x−1)(2x2−x−7)f(x)=(x-1)(2x^2-x-7) となる。二次方程式 2x2−x−7=02x^2-x-7=0 の判別式は 1+56=571+56=57 なので、その解は x=1±574\displaystyle x=\dfrac{1\pm\sqrt{57}}{4} である。したがって、求める解は x=1−574,1,1+574\displaystyle x=\dfrac{1-\sqrt{57}}{4},1,\dfrac{1+\sqrt{57}}{4} である。

問2. f′(x)=6x2−6x−6=6(x2−x−1)f'(x)=6x^2-6x-6=6(x^2-x-1) より、f′(x)=0f'(x)=0 の解は x=1±52\displaystyle x=\dfrac{1\pm\sqrt{5}}{2} である。二次式 x2−x−1x^2-x-1 は上に開き、これら二つの解の間で負、外側で正となる。よって、f(x)f(x) は x=1−52\displaystyle x=\dfrac{1-\sqrt{5}}{2} で極大、x=1+52\displaystyle x=\dfrac{1+\sqrt{5}}{2} で極小となる。したがって、α=1−52, β=1+52\displaystyle \alpha=\dfrac{1-\sqrt{5}}{2},\ \beta=\dfrac{1+\sqrt{5}}{2} である。

問3. 2x2−x−7=02x^2-x-7=0 の解は問1より γ=1−574\displaystyle \gamma=\dfrac{1-\sqrt{57}}{4}、δ=1+574\displaystyle \delta=\dfrac{1+\sqrt{57}}{4} である。57>7\sqrt{57}>7、5<3\sqrt{5}<3 より、γ<−1<α<β<2<δ\gamma<-1<\alpha<\beta<2<\delta となる。したがって、2x2−x−72x^2-x-7 は α≦x≦β\alpha\le x\le\beta の範囲で負であり、f(x)=(x−1)(2x2−x−7)f(x)=(x-1)(2x^2-x-7) は α≦x≦1\alpha\le x\le1 の範囲で非負、1≦x≦β1\le x\le\beta の範囲で非正である。 F(x)=12x4−x3−3x2+7x\displaystyle F(x)=\dfrac12x^4-x^3-3x^2+7x とおくと、F′(x)=f(x)F'(x)=f(x) である。また t=α,βt=\alpha,\beta では t2=t+1t^2=t+1 だから、t3=2t+1t^3=2t+1、t4=3t+2t^4=3t+2 であり、F(t)=72t−3\displaystyle F(t)=\dfrac72t-3 となる。さらに F(1)=72\displaystyle F(1)=\dfrac72、α+β=1\alpha+\beta=1 より、求める面積は S=∫α1f(x) dx−∫1βf(x) dx=2F(1)−F(α)−F(β)=7−{72(α+β)−6}=192.\displaystyle \begin{aligned} S&=\int_{\alpha}^{1}f(x)\,dx-\int_{1}^{\beta}f(x)\,dx\\ &=2F(1)-F(\alpha)-F(\beta)\\ &=7-\left\{\dfrac72(\alpha+\beta)-6\right\}=\dfrac{19}{2}. \end{aligned} である。

この問題で使う考え方

  • 剰余・因数定理
  • 二次方程式の判別式
  • 高次方程式
  • 多項式の導関数
  • 導関数と増減
  • 極大・極小
  • 不定積分
  • 定積分

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