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東邦大学/2025年度/一般

東邦大学 2025年 数学 第6問解答・解説

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1問題

東邦大学2025年度第6問

kk を正の定数とし,3次関数 f(x)=kx3−x2+1f(x)=kx^3-x^2+1 に対して方程式 f(x)=0f(x)=0 は異なる3つの実数解をもつ。このとき,定数 kk の値の範囲は 0<k<サシス\displaystyle 0<k<\frac{\boxed{\text{サ}}\sqrt{\boxed{\text{シ}}}}{\boxed{\text{ス}}} である。座標平面における曲線 y=f(x)y=f(x) と xx 軸で囲まれた2つの部分の面積が等しくなるような定数 kk の値は k=セソ\displaystyle k=\frac{\sqrt{\boxed{\text{セ}}}}{\boxed{\text{ソ}}} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

導関数で3実根条件を判定し、面積条件は変数変換後の三次式の根と係数の関係および定積分で評価した。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 0<k<239(\displaystyle 0<k<\dfrac{2\sqrt3}{9}\quad(サ=2, =2,\space{} シ=3, =3,\space{} ス=9),k=69(\displaystyle =9),\qquad k=\dfrac{\sqrt6}{9}\quad(セ=6, =6,\space{} ソ=9)=9)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

まず f′(x)=3kx2−2x=x(3kx−2)f^\prime(x)=3kx^2-2x=x(3kx-2) である。したがって x=0x=0 で極大値 11、x=23k\displaystyle x=\dfrac{2}{3k} で極小値 1−427k2\displaystyle 1-\dfrac{4}{27k^2} をとる。k>0k>0 なので、x→−∞x\to-\infty で f(x)→−∞f(x)\to-\infty、x→+∞x\to+\infty で f(x)→+∞f(x)\to+\infty。極大値は正であるから、異なる3実根をもつための必要十分条件は極小値が負であること、すなわち 1−427k2<0\displaystyle 1-\dfrac{4}{27k^2}<0 である。これを k>0k>0 のもとで解くと 0<k<233=239\displaystyle 0<k<\dfrac{2}{3\sqrt3}=\dfrac{2\sqrt3}{9}。

次に、根を r1<r2<r3r_1<r_2<r_3 とし、t=kxt=kx とおくと f(x)=g(t)k2\displaystyle f(x)=\dfrac{g(t)}{k^2}、ただし g(t)=t3−t2+k2g(t)=t^3-t^2+k^2 である。k>0k>0 だから、この置換は面積を正の一定倍率で変える。2つの部分の面積が等しいことは、符号が反対の2部分を合わせた符号付き積分が0となること、すなわち gg の根 u=kr1<v=kr2<w=kr3u=kr_1<v=kr_2<w=kr_3 に対し ∫uwg(t) dt=0\displaystyle \int_u^w g(t)\,dt=0 と同値である。

根と係数の関係より u+v+w=1u+v+w=1、uv+uw+vw=0uv+uw+vw=0、uvw=−k2uvw=-k^2。q=v, s=u+w, p=uwq=v,\ s=u+w,\ p=uw とおけば、s=1−q, p=−qs=−q(1−q)s=1-q,\ p=-qs=-q(1-q)、また pq=−k2pq=-k^2 より k2=q2(1−q)k^2=q^2(1-q) である。r2>0r_2>0 なので q>0q>0。さらに p=uw<0p=uw<0 であり p=−q(1−q)p=-q(1-q) から q<1q<1。

gg の原始関数を用い、w−u>0w-u>0 で割ると、面積条件は s(s2−2p)4−s2−p3+k2=0\displaystyle \frac{s(s^2-2p)}4-\frac{s^2-p}{3}+k^2=0 となる。上の s,p,k2s,p,k^2 を代入すると (1−q)(1−q24−13+q2)=0\displaystyle (1-q)\left(\frac{1-q^2}{4}-\frac13+q^2\right)=0 である。q<1q<1 より 9q2=19q^2=1、q>0q>0 より q=13\displaystyle q=\dfrac13。従って k2=q2(1−q)=227\displaystyle k^2=q^2(1-q)=\dfrac{2}{27} であり、k=69\displaystyle k=\dfrac{\sqrt6}{9} を得る。

この問題で使う考え方

  • 多項式の導関数
  • 導関数と増減
  • 極大・極小
  • 不定積分
  • 定積分による面積
  • 解と係数の関係

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