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京都大学/2012年度

京都大学 2012年 数学 第3問解答・解説

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1問題

京都大学2012年度第3問配点 30点

実数 x,y が条件 x² + xy + y² = 6 を満たしながら動くとき x²y + xy² − x² − 2xy − y² + x + y がとりうる値の範囲を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • [−8−62, 3]\boxed{[-8-6\sqrt{2},\,3]}
  • 別表記を見る
    値の範囲は −8−62≦E≦3\quad -8-6\sqrt{2}\leq E\leq 3\quad 、すなわち [−8−62,3]\quad [-8-6\sqrt{2}, 3]\quad である。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

s=x+y,p=xys=x+y,\quad p=xy とおくと、条件は x2+xy+y2=s2−p=6x^2+xy+y^2=s^2-p=6 だから p=s2−6p=s^2-6 である。実数 x,yx,y が存在する条件は、方程式 t2−st+p=0t^2-st+p=0 の判別式が非負となることなので、 Δ=s2−4p=s2−4(s2−6)=24−3s2≧0すなわち−22≦s≦22.\Delta=s^2-4p=s^2-4(s^2-6)=24-3s^2\geq0 \quad\text{すなわち}\quad -2\sqrt2\leq s\leq2\sqrt2. この区間の各 ss について実数 x,yx,y が存在する。

求める式を EE とすると、 E=xy(x+y)−(x+y)2+(x+y)=sp−s2+s=s(s2−6)−s2+s=s3−s2−5s=:f(s).E=xy(x+y)-(x+y)^2+(x+y)=sp-s^2+s=s(s^2-6)-s^2+s=s^3-s^2-5s=:f(s). −22≦s≦22-2\sqrt2\leq s\leq2\sqrt2 の範囲で f′(s)=3s2−2s−5=(s+1)(3s−5)f'(s)=3s^2-2s-5=(s+1)(3s-5) となり、導関数が0となる点は s=−1, 5/3s=-1,\,5/3 である。端点と導関数が0となる点での値は f(−22)=−8−62,f(−1)=3,f(5/3)=−17527,f(22)=62−8.\displaystyle f(-2\sqrt2)=-8-6\sqrt2,\quad f(-1)=3,\quad f(5/3)=-\frac{175}{27},\quad f(2\sqrt2)=6\sqrt2-8. 導関数の符号は −22<s<−1-2\sqrt2<s<-1 で正、−1<s<5/3-1<s<5/3 で負、5/3<s<225/3<s<2\sqrt2 で正である。したがって最大値は 33、最小値は左端の −8−62-8-6\sqrt2 である。実際、−8−62<−175/27-8-6\sqrt2<-175/27 であり、右端値 62−8<36\sqrt2-8<3 である。ff は連続で、ss は区間全体を動くから、値の範囲は −8−62≦E≦3.\boxed{-8-6\sqrt2\leq E\leq3}.

この問題で使う考え方

  • 二次方程式の判別式
  • 多項式の導関数
  • 導関数と増減
  • 極大・極小

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