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香川大学/2009年度/前期

香川大学 2009年 数学 第3問解答・解説

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1問題

香川大学2009年度第3問

曲線 C:y=x(x+2)(x−3)2C:y=x(x+2)(x-3)^{2} と直線 ℓ:y=m(x+2)\ell:y=m(x+2) について,次の問に答えよ。   1. mm が実数の範囲を動くとき,曲線 CC と直線 ℓ\ell の共有点の個数の変化について調べよ。   2. m>0m>0 で,かつ曲線 CC と直線 ℓ\ell の共有点の個数が3であるとき,曲線 CC と直線 ℓ\ell の概形をかけ。   3. 2.の条件のもとで,曲線 CC と直線 ℓ\ell で囲まれた図形の面積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

解答 共有点条件は (x+2)(f(x)−m)=0(x+2)(f(x)-m)=0, f(x)=x(x−3)2f(x)=x(x-3)^2。したがって x=−2x=-2 が常にあり、別に水平線 y=my=m と y=f(x)y=f(x) の交点を数える。f′(x)=3(x−1)(x−3)f'(x)=3(x-1)(x-3)、極大値は f(1)=4f(1)=4、極小値は f(3)=0f(3)=0。f(x)=mf(x)=m の異なる解数は順に m<0:1m<0:1, m=0:2m=0:2, 0<m<4:30<m<4:3, m=4:2m=4:2, m>4:1m>4:1。m=−50m=-50 ではその1解が x=−2x=-2 と一致する。

(1) 共有点数は、m=−50m=-50で1個、m<0m<0かつm≠−50m\ne-50で2個、m=0m=0で3個、0<m<40<m<4で4個、m=4m=4で3個、m>4m>4で2個。

(2) 条件に合うのは m=4m=4。差は C−ℓ=(x+2)(x−1)2(x−4)C-\ell=(x+2)(x-1)^2(x-4)。共有点は (−2,0),(1,12),(4,24)(-2,0),(1,12),(4,24)で、(1,12)(1,12)では接し、他の2点で交差する。曲線の導関数は 2(x−3)(2x2−3)2(x-3)(2x^2-3) なので極値の xx 座標は −3/2,3/2,3-\sqrt{3/2},\sqrt{3/2},3。両端は上向きで、x=−2,0x=-2,0で軸を横切り、x=3x=3で軸に接する。x<−2x<-2とx>4x>4で曲線が直線より上、−2<x<4-2<x<4では直線が上にある(x=1x=1で接する)。この情報で概形を描ける。

(3) 曲線と直線で囲まれた部分は −2≦x≦1-2\le x\le1 と 1≦x≦41\le x\le4 の2つの範囲にある。各部分の面積は 162/5162/5。合計は ∫−24(ℓ−C) dx=∫−24(−x4+4x3+3x2−14x+8) dx=324/5.\displaystyle \int_{-2}^{4}(\ell-C)\,dx=\int_{-2}^{4}(-x^4+4x^3+3x^2-14x+8)\,dx=\boxed{324/5}.

編集ラベル - 単元: 数学II「微分法」、数学II「積分法」 - 方法: 導関数の符号による増減・水平線との交点数、因数分解、定積分による面積 - テーマ: パラメータ直線と4次曲線の共有点・面積

x軸(目盛−3〜5)とy軸(目盛−30〜40、10刻み)の座標平面に、青い曲線 C: y=x(x+2)(x−3)² と橙色の直線 ℓ: y=4(x+2) が描かれ、左上の凡例に「C: y=x(x+2)(x−3)²」「直線 ℓ: y=4(x+2)」とある。曲線は左上から下がって (−2, 0) を通り、x≈−1.2 で約−17 の谷を経て原点を通り、(1, 12) で直線に接し、x=3 で x軸に接してから (4, 24) で直線と交わって右上へ上がる。3つの共有点は黒点で、−2≦x≦4 で直線と曲線に挟まれた接点の左右2つの部分が薄い青で塗られている。

陰影は囲まれた2領域。接点(1,12)(1,12)の左右の面積は各1625\displaystyle \frac{162}{5}、合計3245\displaystyle \frac{324}{5}。

この問題で使う考え方

  • 増減表
  • 因数分解
  • 定積分

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