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香川大学/2025年度/前期

香川大学 2025年 数学 第2問解答・解説

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1問題

香川大学2025年度第2問

pp を実数の定数とする。曲線 C1:y=13x3−px+13\displaystyle C_{1}: y=\frac{1}{3}x^{3}-px+\frac{1}{3} について、次の問に答えよ。

(1) C1C_{1} と曲線 C2:y=px2+(13−p)x−p+13\displaystyle C_{2}: y=px^{2}+\left(\frac{1}{3}-p\right)x-p+\frac{1}{3} の共有点が2つであるとき、pp の値を求めよ。

(2) C1C_{1} と曲線 C3:y=x2+px+23p2−p\displaystyle C_{3}: y=x^{2}+px+\frac{2}{3}p^{2}-p の共有点が2つであるとき、pp の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)p=13,−13.\displaystyle \quad p=\frac{1}{3},-\frac{1}{3}.\qquad (2)p=3−23,3+23.\quad p=3-2\sqrt{3},3+2\sqrt{3}.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 二曲線の共有点の xx 座標は 13x3−px+13=px2+(13−p)x−p+13x3−3px2−x+3p=0(x2−1)(x−3p)=0\displaystyle \begin{aligned}\frac{1}{3}x^3-px+\frac{1}{3}&=px^2+\left(\frac{1}{3}-p\right)x-p+\frac{1}{3}\\ x^3-3px^2-x+3p&=0\\ (x^2-1)(x-3p)&=0\end{aligned} より x=−1,1,3px=-1,1,3p である。x=−1,1x=-1,1 は常に異なるので、共有点がちょうど2つとなるのは 3p=−13p=-1 または 3p=13p=1 のときである。よって p=−13,13\displaystyle p=-\frac{1}{3},\frac{1}{3}。

(2) 共有点の xx 座標は 13x3−px+13=x2+px+23p2−p\displaystyle \frac{1}{3}x^3-px+\frac{1}{3}=x^2+px+\frac{2}{3}p^2-p すなわち F(x)=x3−3x2−6px+1+3p−2p2=0F(x)=x^3-3x^2-6px+1+3p-2p^2=0 の実数解である。共有点がちょうど2つなら、この三次式は異なる2実根をもち、一方が重解である。重解を rr、もう一方の解を ss とすると r≠sr\ne s で F(x)=(x−r)2(x−s)=x3−(2r+s)x2+(r2+2rs)x−r2s.F(x)=(x-r)^2(x-s)=x^3-(2r+s)x^2+(r^2+2rs)x-r^2s. 係数を比較して 2r+s=3,r2+2rs=−6p,−r2s=1+3p−2p2.2r+s=3,\qquad r^2+2rs=-6p,\qquad -r^2s=1+3p-2p^2. s=3−2rs=3-2r を代入すると p=r2−2r2.\displaystyle p=\frac{r^2-2r}{2}. これを定数項の関係に代入すれば −r2(3−2r)=1+3⋅r2−2r2−2(r2−2r2)2,r4−5r2+6r−2=0,(r−1)2(r2+2r−2)=0.\displaystyle \begin{aligned}-r^2(3-2r)&=1+3\cdot\frac{r^2-2r}{2}-2\left(\frac{r^2-2r}{2}\right)^2,\\ r^4-5r^2+6r-2&=0,\\ (r-1)^2(r^2+2r-2)&=0.\end{aligned} r=1r=1 のときは s=1s=1 となって根が1つしかないため除く。残りは r=−1+3,−1−3r=-1+\sqrt{3},-1-\sqrt{3} であり、いずれも s=3−2r≠rs=3-2r\ne r である。対応する値は r=−1+3ならばp=3−23,r=−1−3ならばp=3+23.r=-1+\sqrt{3}\quad\text{ならば}\quad p=3-2\sqrt{3},\qquad r=-1-\sqrt{3}\quad\text{ならば}\quad p=3+2\sqrt{3}. このとき F(x)=(x+1−3)2(x−5+23)F(x)=(x+1-\sqrt{3})^2(x-5+2\sqrt{3}) または F(x)=(x+1+3)2(x−5−23)F(x)=(x+1+\sqrt{3})^2(x-5-2\sqrt{3}) となり、それぞれ異なる2実根をもつ。したがって p=3−23,3+23p=3-2\sqrt{3},3+2\sqrt{3}。

この問題で使う考え方

  • 二次方程式とグラフ
  • 剰余・因数定理
  • 解と係数の関係
  • 高次方程式

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