3--1
(1) 漸化式に順に n=2,3,4 を代入すると a3a1=a22+1=5,a4a2=a32+1=26,a5a3=a42+1=170. a1=1, a2=2 であり、各項は正だから a3=5,a4=13,a5=34.
(2) n≧3 とする。与えられた漸化式を n および n−1 に適用して an+1an−1=an2+1,anan−2=an−12+1 を得る。左辺を変形すると (an+1+can+an−1)an−1=an+1an−1+canan−1+an−12=an2+1+canan−1+an−12=an2+canan−1+anan−2=an(an+can−1+an−2). これは任意の実数 c について成り立つ。
(3) dn=an−3an−1+an−2(n≧3)とおく。(1)より d3=a3−3a2+a1=5−6+1=0. (2)で c=−3 とすると an−1dn+1=andn(n≧3) となる。an−1>0 であるから、dn=0 ならば dn+1=0 である。d3=0 と合わせ、数学的帰納法によりすべての n≧3 で dn=0、すなわち an−3an−1+an−2=0 が成り立つ。
3--2
平行六面体の頂点を a,b,c を基準とする座標で表すと O=(0,0,0), A=(1,0,0), B=(0,1,0), C=(0,0,1), E=(1,0,1), F=(1,1,0), G=(1,1,1) である。内分比 OM:MC=1:t より M=(0,0,t+11). (1) 三角形 ABM 上の点 (x,y,z) は x+y+(t+1)z=1 を満たす。直線 OG 上の点は (s,s,s) と表せるので、交点 P では (t+3)s=1,s=t+31. したがって OP=t+3a+b+c.
(2) 四面体 OABX の底面を三角形 OAB とすると、頂点 X の位置ベクトルの c の係数が、C から底面への高さに対する高さの比を与える。E=a+c ではその係数が 1、P=(a+b+c)/(t+3) では 1/(t+3) である。底面積は共通だから V1:V2=1:t+31=(t+3):1.
(3) 三角形 OAB の重心は Q=(31,31,0) であり、直線 FC の方向ベクトルは (−1,−1,1) である。(1)の s=1/(t+3) を用いると QP=(s−31,s−31,s). これが (−1,−1,1) に平行なら、第3成分から比例定数は s であり、第1成分から s−31=−s を得る。よって s=1/6、したがって t+3=6 より t=3 である。
3--3
大きいサイコロの目を U、小さいサイコロの目を W とする。U,W は独立で、それぞれ 1 から 6 までの目を同じ確率でとり、 X=10U+W,Y=10W+U,X−Y=9(U−W) である。 (1) 全事象は 6⋅6=36 通りである。X−Y>0 は U>W と同値で、その場合の数は 5+4+3+2+1=15 通りだから P(X−Y>0)=3615=125.
(2) E(U)=E(W)=7/2 なので E(X)=10E(U)+E(W)=277. また V(U)=V(W)=612+22+32+42+52+62−(27)2=1235. 独立性から V(X)=100V(U)+V(W)=101⋅1235=123535.
(3) 独立性と X−Y=9(U−W) より V(X−Y)=81{V(U)+V(W)}=81⋅1270=2945. したがって σ(X−Y)=2945=23210.