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金沢医科大学/2022年度/1日目

金沢医科大学 2022年 1日目 数学 第1問解答・解説

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1問題

金沢医科大学2022年度第1問

3個のさいころ A,B,CA,B,C を同時に投げるとき、さいころの出る目をそれぞれ a,b,ca,b,c とする。これらの値に対して、式 p=3a−2b5c\displaystyle p=\frac{3^{a}-2^{b}}{5^{c}} を考える。

(1) pp の値が負になる確率は アイウ\displaystyle \frac{\boxed{\text{ア}}}{\boxed{\text{イウ}}} である。

(2) pp の値が最大の整数になるとき、p=エオカp=\boxed{\text{エオカ}} であり、pp の値が最小の整数になるとき、p=−キクp=-\boxed{\text{キク}} である。

(3) pp の値が正の整数になる確率は ケコサ\displaystyle \frac{\boxed{\text{ケ}}}{\boxed{\text{コサ}}} である。

(4) p<9p<9 になる確率は シス\displaystyle \frac{\boxed{\text{シ}}}{\boxed{\text{ス}}} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

金沢医科大学 2022年度 一般選抜(前期)1日目 数学 1

問題 ID: `MM-5d5d89721970-Q1`

各さいころは独立で、全 63=2166^3=216 通りが同様に確からしい。分子を N=3a−2bN=3^a-2^b とすると、p=N/5cp=N/5^c である。a,ba,b に応じた分子は次のとおり。 a\b12345611−1−5−13−29−612751−7−23−55325231911−5−37479777365491752412392352272111796727725721713697665\begin{array}{c|rrrrrr} a\backslash b&1&2&3&4&5&6\\\hline 1&1&-1&-5&-13&-29&-61\\ 2&7&5&1&-7&-23&-55\\ 3&25&23&19&11&-5&-37\\ 4&79&77&73&65&49&17\\ 5&241&239&235&227&211&179\\ 6&727&725&721&713&697&665 \end{array}

(1) p<0p<0 となる確率

分母は正なので、p<0p<0 は 3a<2b3^a<2^b と同値である。表より、負となる (a,b)(a,b) は a=1a=1 の5組、a=2a=2 の3組、a=3a=3 の2組、合計10組。cc は6通りすべて可能なので Pr⁡(p<0)=10⋅6216=518.\displaystyle \Pr(p<0)=\frac{10\cdot6}{216}=\boxed{\frac5{18}}.

(2) 整数値の最大・最小

整数となるには NN が 5c5^c で割り切れる必要がある。表にある分子のうち5の倍数は −55,−5,5,25,65,235,665,725.-55,-5,5,25,65,235,665,725. このうち25の倍数は25と725だけで、どちらも125の倍数ではない。また625の倍数となる分子はなく、∣N∣≦727<55|N|\le727<5^5 である。従って、c=1c=1 の候補値は −11,−1,1,5,13,47,133,145-11,-1,1,5,13,47,133,145、c=2c=2 の候補値は1と29で、それ以上の cc では整数にならない。最大は 145145、最小は −11-11。 pmax⁡=145,pmin⁡=−11.\displaystyle \boxed{p_{\max}=145,\qquad p_{\min}=-11}.

(3) pp が正の整数となる確率

表から、正の分子で5の倍数の組 (a,b)(a,b) は (2,2),(3,1),(4,4),(5,3),(6,2),(6,6)(2,2),(3,1),(4,4),(5,3),(6,2),(6,6) の6組。したがって c=1c=1 の場合が6通りである。25の倍数となる正の分子は25と725の2組なので、c=2c=2 の場合が2通り。125の倍数となる正の分子はない。よって全216通り中8通りであり、 Pr⁡(p が正の整数)=8216=127.\displaystyle \Pr(p\text{ が正の整数})=\frac8{216}=\boxed{\frac1{27}}.

(4) p<9p<9 となる確率

cc ごとに条件は N<9⋅5cN<9\cdot5^c となる。表の36個の分子を数えると、c=1c=1 では19個、c=2c=2 では26個が条件を満たす。c≧3c\ge3 では上限 9⋅5c≧11259\cdot5^c\ge1125 が全分子の最大値727を上回るため、各 c=3,4,5,6c=3,4,5,6 で36個すべてが条件を満たす。したがって Pr⁡(p<9)=19+26+4⋅36216=189216=78.\displaystyle \Pr(p<9)=\frac{19+26+4\cdot36}{216} =\frac{189}{216} =\boxed{\frac78}.

**使用解法:** 全36組の分子の表による場合分け、素因数の割り切れ条件、順序付き標本点の計数。

この問題で使う考え方

  • 独立な試行
  • 積の法則
  • 確率の基本法則
  • 和の法則
  • 約数・倍数

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