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金沢医科大学/2022年度/2日目

金沢医科大学 2022年 2日目 数学 第2問解答・解説

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1問題

金沢医科大学2022年度第2問

aa を正の定数とする。xx についての2つの2次不等式 ax2+2(a−1)x−4<0(①),3x2+(3a−1)x−a≧0(②)ax^{2}+2(a-1)x-4<0\quad\text{(①)},\qquad 3x^{2}+(3a-1)x-a\geq 0\quad\text{(②)} について、以下の問いに答えよ。

(1) a=1a=1 のとき、①、②を同時に満たす整数 xx は ソ\boxed{\text{ソ}} 個存在する。

(2) 2<a<62<a<6 のとき、①、②を同時に満たす xx の範囲は タチ≦x<ツa\displaystyle \frac{\boxed{\text{タ}}}{\boxed{\text{チ}}}\leq x<\frac{\boxed{\text{ツ}}}{a} である。

(3) x=12\displaystyle x=\frac{1}{2} が①、②を同時に満たすような aa の値の範囲は 0<a<テ0<a<\boxed{\text{テ}} である。

(4) ①、②を同時に満たす整数 xx がちょうど5個存在するような aa の値の範囲は トナ≦a<ニヌ\displaystyle \frac{\boxed{\text{ト}}}{\boxed{\text{ナ}}}\leq a<\frac{\boxed{\text{ニ}}}{\boxed{\text{ヌ}}} である。

(5) ①、②を同時に満たす実数 xx が存在しないような aa の値の範囲は a≧ネa\geq\boxed{\text{ネ}} である。

(6) ①、②を同時に満たす整数 xx が存在しないような aa の値の範囲は a≧ノa\geq\boxed{\text{ノ}} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 2,
    (2) 13≦x<2a,\displaystyle (2)\space{}\frac13\le x<\frac2a,
    (3) 0<a<4,(3)\space{}0<a<4,
    (4) 25≦a<12,\displaystyle (4)\space{}\frac25\le a<\frac12,
    (5) a≧6,(5)\space{}a\ge6,
    (6) a≧2.(6)\space{}a\ge2.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

第2問

a>0a>0 より ax2+2(a−1)x−4=(x+2)(ax−2),3x2+(3a−1)x−a=(3x−1)(x+a).ax^2+2(a-1)x-4=(x+2)(ax-2),\qquad 3x^2+(3a-1)x-a=(3x-1)(x+a). 従って①の解は −2<x<2/a-2<x<2/a、②の解は x≦−ax\le-a または x≧1/3x\ge1/3。ここで −a<1/3-a<1/3 であるから、共通範囲は {−2<x≦−a または 1/3≦x<2/a,0<a<2,1/3≦x<2/a,2≦a<6,解なし,a≧6.\begin{cases} -2<x\leq-a\text{ または }1/3\leq x<2/a,&0<a<2,\\ 1/3\leq x<2/a,&2\le a<6,\\ \text{解なし},&a\ge6. \end{cases}

・ a=1a=1 のとき共通範囲は −2<x≦−1 または 1/3≦x<2-2<x\leq-1\text{ または }1/3\leq x<2。整数は −1,1-1,1 の2個。

・ 2<a<62<a<6 では共通範囲は 1/3≦x<2/a1/3\leq x<2/a。従って空欄は 1,3,21,3,2。

・ x=1/2x=1/2 を①に代入すると (x+2)(ax−2)=52(a2−2)<0すなわちa<4.\displaystyle (x+2)(ax-2)=\frac52\left(\frac a2-2\right)<0\text{すなわち} a<4. ②は (3/2−1)(a+1/2)>0(3/2-1)(a+1/2)>0 で、a>0a>0 の範囲で常に成り立つ。従って 0<a<40<a<4。

・ 0<a≦10<a\le1 なら左側の範囲 −2<x≦−a-2<x\leq-a に整数 −1-1 が1個含まれ、1<a<21<a<2 では左側の範囲に整数はない。右側の範囲に含まれる正整数は n<2/an<2/a を満たすもの。 ちょうど5個となるには左側の範囲の −1-1 と右側の範囲の4個が必要である(a>1a>1 では右側の範囲の整数は高々1個)。右側の範囲に4個となる条件は 4<2a≦5すなわち25≦a<12.\displaystyle 4<\frac2a\le5\text{すなわち} \frac25\le a<\frac12. この範囲は a≦1a\le1 を満たすため、求める範囲は 2/5≦a<1/22/5\le a<1/2。

・ 0<a<60<a<6 では右側の範囲 1/3≦x<2/a1/3\leq x<2/a が空でなく、共通する実数がある。a=6a=6 では端点が一致しても①は上端を含まないため共通解はなく、以後もない。従って a≧6a\ge6。

・ a<2a<2 なら x=1x=1 は −2<1<2/a-2<1<2/a かつ (3−1)(1+a)>0(3-1)(1+a)>0 を満たし、整数解となる。a≧2a\ge2 では左側の範囲は空で、右側の範囲は 1/3≦x<2/a≦11/3\le x<2/a\le1 となり整数を含まない。従って整数解がない範囲は a≧2a\ge2。

この問題で使う考え方

  • 二次不等式とグラフ
  • 集合と包含
  • 一次不等式

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