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金沢医科大学/2022年度/2日目

金沢医科大学 2022年 2日目 数学 第3問解答・解説

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1問題

金沢医科大学2022年度第3問

3点 A1(0,1)A_{1}(0,1)、B(1,0)B(1,0)、C(−1,0)C(-1,0) がある。nn を自然数とし、点 AnA_{n} に対し点 An+1A_{n+1} を次の規則により定める。

・nn が奇数のとき、線分 AnBA_{n}B を 1:21:2 に内分する点を An+1A_{n+1} とする。

・nn が偶数のとき、線分 AnCA_{n}C を 1:21:2 に内分する点を An+1A_{n+1} とする。

An(xn,yn)A_{n}(x_{n},y_{n}) とするとき、以下の問いに答えよ。

(1) xn+1x_{n+1} と xnx_{n} の関係式および yn+1y_{n+1} と yny_{n} の関係式は、それぞれ xn+1=ハヒxn+(−1)n+1フ,x1=0,yn+1=ヘホyn,y1=1\displaystyle \begin{aligned} x_{n+1}&=\frac{\boxed{\text{ハ}}}{\boxed{\text{ヒ}}}x_{n}+\frac{(-1)^{n+1}}{\boxed{\text{フ}}},\quad x_{1}=0,\\ y_{n+1}&=\frac{\boxed{\text{ヘ}}}{\boxed{\text{ホ}}}y_{n},\quad y_{1}=1 \end{aligned} で表される。

(2) zn=xn(−1)n\displaystyle z_{n}=\frac{x_{n}}{(-1)^{n}} とおくとき、 zn+1=−マミzn+ムメ,z1=0\displaystyle z_{n+1}=-\frac{\boxed{\text{マ}}}{\boxed{\text{ミ}}}z_{n}+\frac{\boxed{\text{ム}}}{\boxed{\text{メ}}},\quad z_{1}=0 であり、 xn=モヤ{(−1)n+(ユヨ)n−1}\displaystyle x_{n}=\frac{\boxed{\text{モ}}}{\boxed{\text{ヤ}}}\left\{(-1)^{n}+\left(\frac{\boxed{\text{ユ}}}{\boxed{\text{ヨ}}}\right)^{n-1}\right\} である。

(3) xnx_{n} と yny_{n} について、ラ  xn−yn=(−1)n\boxed{\text{ラ}}\;x_{n}-y_{n}=(-1)^{n} の関係式が成り立つ。

(4) △A2n−1A2nA2n+1\triangle A_{2n-1}A_{2n}A_{2n+1} の面積を SnS_{n} とするとき、S1=リル\displaystyle S_{1}=\frac{\boxed{\text{リ}}}{\boxed{\text{ル}}} であり、∑n=1∞Sn=レロ\displaystyle \sum\limits _{n=1}^{\infty}S_{n}=\frac{\boxed{\text{レ}}}{\boxed{\text{ロ}}} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) xn+1=23xn+(−1)n+13, yn+1=23yn;\displaystyle (1)\space{}x_{n+1}=\frac23x_n+\frac{(-1)^{n+1}}3,\space{}y_{n+1}=\frac23y_n;
    (2) zn+1=−23zn+13, xn=15{(−1)n+(23)n−1};\displaystyle (2)\space{}z_{n+1}=-\frac23z_n+\frac13,\space{}x_n=\frac15\left\{(-1)^n+\left(\frac23\right)^{n-1}\right\};
    (3) 5xn−yn=(−1)n;(3)\space{}5x_n-y_n=(-1)^n;
    (4) S1=19, ∑n=1∞Sn=15.\displaystyle (4)\space{}S_1=\frac19,\space{}\sum\limits _{n=1}^\infty S_n=\frac15.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

第3問

比 1:21:2 に内分する点は、始点を XX、終点を YY とすると (2X+Y)/3(2X+Y)/3 である。

・ nn が奇数なら終点は B=(1,0)B=(1,0)、偶数なら C=(−1,0)C=(-1,0)。よって xn+1=23xn+(−1)n+13,x1=0,yn+1=23yn,y1=1.\displaystyle x_{n+1}=\frac23x_n+\frac{(-1)^{n+1}}3,\quad x_1=0, \qquad y_{n+1}=\frac23y_n,\quad y_1=1. したがって空欄は 2,3,3,2,32,3,3,2,3。

・ zn=xn/(−1)nz_n=x_n/(-1)^n とすると zn+1=xn+1(−1)n+1=−23zn+13,z1=0.\displaystyle z_{n+1}=\frac{x_{n+1}}{(-1)^{n+1}}=-\frac23z_n+\frac13,\qquad z_1=0. この漸化式の定数解は 1/51/5 なので zn=15−15(−23)n−1.\displaystyle z_n=\frac15-\frac15\left(-\frac23\right)^{n-1}. 従って xn=(−1)nzn=15{(−1)n+(23)n−1}.\displaystyle x_n=(-1)^nz_n=\frac15\left\{(-1)^n+\left(\frac23\right)^{n-1}\right\}. 空欄は 2,3,1,3,1,5,2,32,3,1,3,1,5,2,3。

・ yn=(2/3)n−1y_n=(2/3)^{n-1} だから 5xn−yn=(−1)n+(23)n−1−yn=(−1)n.\displaystyle 5x_n-y_n=(-1)^n+\left(\frac23\right)^{n-1}-y_n=(-1)^n. よって空欄は 55。

・ A=A2n−1A=A_{2n-1}、A′=A2nA'=A_{2n}、A′′=A2n+1A''=A_{2n+1} とする。A′A' は ABAB を1:2に内分するので AA′=AB/3AA'=AB/3。また A′′A'' は A′CA'C を1:2に内分し、A′A' は直線 ABAB 上にあるから、A′′A'' から直線 ABAB までの高さは CC からの高さの1/3である。従って Sn=19[△ABC].\displaystyle S_n=\frac19[\triangle ABC]. 底辺 BCBC の長さは2、高さは y2n−1=(2/3)2n−2y_{2n-1}=(2/3)^{2n-2} なので Sn=19(49)n−1.\displaystyle S_n=\frac19\left(\frac49\right)^{n-1}. 従って S1=19,∑n=1∞Sn=1/91−4/9=15.\displaystyle S_1=\frac19,\qquad \sum\limits _{n=1}^{\infty}S_n=\frac{1/9}{1-4/9}=\frac15. 空欄は 1,9,1,51,9,1,5。

この問題で使う考え方

  • 内分・外分点
  • 漸化式
  • 等比数列の一般項と和
  • 無限等比級数
  • 三角形の性質

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