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奈良県立医科大学/2015年度/前期

奈良県立医科大学 2015年 数学 第8問解答・解説

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1問題

奈良県立医科大学2015年度第8問

xx を実数とする。全体集合を実数全体の集合 R\mathbb{R} とし,部分集合 A,B,CA,B,C は以下のように定める。 A={x∣2x−1≦∣x−2∣}A=\{x\mid 2x-1\leq |x-2|\} B={x∣x2−x<0}B=\{x\mid x^{2}-x<0\} C={x∣x2+x≦0}C=\{x\mid x^{2}+x\leq0\} このとき,A∩B∪C‾A\cap\overline{B\cup C} を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

まず AA を求める。絶対値の中身の符号で場合分けする。

- x≧2x\geq2 のとき、∣x−2∣=x−2|x-2|=x-2 なので、条件は 2x−1≦x−2、すなわち x≦−1.2x-1\leq x-2\text{、すなわち } x\leq-1. これは x≧2x\geq2 と両立しない。 - x<2x<2 のとき、∣x−2∣=2−x|x-2|=2-x なので、条件は 2x−1≦2−x、すなわち 3x≦3、すなわち x≦1.2x-1\leq2-x\text{、すなわち } 3x\leq3\text{、すなわち } x\leq1. 得られた範囲 x≦1x\leq1 は x<2x<2 を満たす。

よって A={x∣x≦1}.A=\{x\mid x\le1\}.

次に、因数分解して x2−x=x(x−1),x2+x=x(x+1)x^2-x=x(x-1),\qquad x^2+x=x(x+1) とする。符号を調べると B={x∣0<x<1},C={x∣−1≦x≦0}.B=\{x\mid0<x<1\},\qquad C=\{x\mid-1\le x\le0\}. したがって B∪C={x∣−1≦x<1},B∪C‾={x∣x<−1 または x≧1},B\cup C=\{x\mid-1\le x<1\},\qquad \overline{B\cup C}=\{x\mid x<-1\text{ または }x\ge1\}, ただし補集合は全体集合 R\mathbb{R} に関する。

最後に AA と共通部分をとると A∩B∪C‾={x∣x<−1 または x=1}.A\cap\overline{B\cup C} =\{x\mid x<-1\text{ または }x=1\}.

最終結果・使用解法

{x∣x<−1 または x=1}\boxed{\{x\mid x<-1\text{ または }x=1\}} 絶対値は符号で場合分けし、二次式は因数分解して解の範囲を定め、最後に補集合と共通部分をとった。

この問題で使う考え方

  • 一次不等式
  • 二次不等式とグラフ
  • 集合と包含

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