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奈良県立医科大学/2015年度/前期

奈良県立医科大学 2015年 数学 第11問解答・解説

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1問題

奈良県立医科大学2015年度第11問

次の連立方程式を解け。 {15⋅22x−22y=−64,log⁡2(x+1)−log⁡2(y+3)=−1\begin{cases} 15\cdot 2^{2x}-2^{2y}=-64,\\ \log_{2}(x+1)-\log_{2}(y+3)=-1 \end{cases}

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

Q11 連立方程式

解答

(x,y)=(3,5)(x,y)=(3,5)

計算過程

対数が定義される条件は x+1>0,y+3>0x+1>0,\qquad y+3>0 である。この条件のもとで対数の差をまとめると、 log⁡2x+1y+3=−1\displaystyle \log_2\frac{x+1}{y+3}=-1 となる。したがって x+1y+3=2−1=12,y+3=2(x+1),y=2x−1.\displaystyle \frac{x+1}{y+3}=2^{-1}=\frac12, \qquad y+3=2(x+1), \qquad y=2x-1.

ここで t=22xt=2^{2x} とおくと、t>0t>0 であり、y=2x−1y=2x-1 より 22y=24x−2=(22x)24=t24.\displaystyle 2^{2y}=2^{4x-2}=\frac{(2^{2x})^2}{4}=\frac{t^2}{4}. これを第1式に代入して整理する。 15t−t24=−64すなわちt2−60t−256=0.\displaystyle 15t-\frac{t^2}{4}=-64 \quad\text{すなわち}\quad t^2-60t-256=0. よって t=60±602+4⋅2562=60±682,\displaystyle t=\frac{60\pm\sqrt{60^2+4\cdot256}}{2} =\frac{60\pm68}{2}, したがって候補は t=64,−4t=64,-4 である。t>0t>0 なので t=64=26t=64=2^6 のみが適する。ゆえに 22x=26,x=3,y=2x−1=5.2^{2x}=2^6,\qquad x=3,\qquad y=2x-1=5.

確認・必要十分性

得られた値は対数の定義域を満たし、 15⋅22⋅3−22⋅5=15⋅64−1024=−64,15\cdot2^{2\cdot3}-2^{2\cdot5}=15\cdot64-1024=-64, また log⁡2(3+1)−log⁡2(5+3)=2−3=−1\log_2(3+1)-\log_2(5+3)=2-3=-1 を満たす。途中の変形は定義域条件のもとで同値であり、二次方程式の正の解は t=64t=64 だけなので、これが唯一の解である。

使用解法

対数の性質、指数法則、置換による二次方程式。

この問題で使う考え方

  • 対数とその性質
  • 有理数指数と指数法則
  • 二次方程式とグラフ
  • 指数関数のグラフ・増減

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