本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

慶應義塾大学/2008年度

慶應義塾大学 2008年 数学 第I問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

慶應義塾大学2008年度第I問

以下の文章の空欄に適切な数または式を入れて文章を完成させなさい。

(1) α>−5\alpha>-5 とし、xyxy 平面上の2つの円 O1:x2+y2=1,O2:x2+2x+y2−4y−α=0\begin{aligned} O_1&:x^2+y^2=1,\\ O_2&:x^2+2x+y^2-4y-\alpha=0 \end{aligned} を考える。この2円が2点で交わるような α\alpha の値の範囲は あ\boxed{\text{あ}} である。また、このときその2つの交点を通る直線の方程式は y=いy=\boxed{\text{い}} である。

(2) 半径1の円周上に点 A,B,PA,B,P がある。弦 ABAB の長さを rr (0<r≦20<r\leq 2) とする。点 A,BA,B を固定し、点 PP をこの円周上で動かすときの △ABP\triangle ABP の面積の最大値は う\boxed{\text{う}} である。次に、点 A,BA,B もこの円周上で動かすとき、う\boxed{\text{う}} が最大となる rr の値は え\boxed{\text{え}} であり、その最大値は お\boxed{\text{お}} である。

(3) (i) x−1(x+1)(x2+1)=ax+1+bx+cx2+1\displaystyle \frac{x-1}{(x+1)(x^2+1)}=\frac{a}{x+1}+\frac{bx+c}{x^2+1} と変形するとき、a=かa=\boxed{\text{か}}、b=きb=\boxed{\text{き}}、c=くc=\boxed{\text{く}} である。

(ii) lim⁡T→∞∫0T∣x−1∣(x+1)(x2+1) dx=け\displaystyle \lim\limits _{T\to\infty}\int_0^T\frac{|x-1|}{(x+1)(x^2+1)}\,dx=\boxed{\text{け}} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 問1(1)
    1−25<α<1+25,y=x2+1−α4\displaystyle 1-2\sqrt5<\alpha<1+2\sqrt5,\quad y=\frac{x}{2}+\frac{1-\alpha}{4}。
  • 問1(2)
    う=r(1+1−r2/4)2,え=3,お=334\displaystyle \text{う}=\frac{r\left(1+\sqrt{1-r^2/4}\right)}{2},\quad\text{え}=\sqrt3,\quad\text{お}=\frac{3\sqrt3}{4}。
  • 問1(3)(i)
    か=−1,=−1, き=1,=1, く=0=0。
  • 問1(3)(ii)
    け=ln2=ln 2。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) O2O_2 は中心 (−1,2)(-1,2)、半径 α+5\sqrt{\alpha+5} の円で、中心間距離は 5\sqrt5。2点で交わる条件は 5−1<α+5<5+1\sqrt5-1<\sqrt{\alpha+5}<\sqrt5+1。二乗して整理すると 1−25<α<1+251-2\sqrt5<\alpha<1+2\sqrt5。2式を引くと 2x−4y+1−α=02x-4y+1-\alpha=0 なので y=x2+1−α4\displaystyle y=\frac{x}{2}+\frac{1-\alpha}{4}。 (2) 弦 ABAB から円の中心までの距離は 1−r24\displaystyle \sqrt{1-\frac{r^2}{4}}。円周上の PP が作る最大の高さは 1+1−r24\displaystyle 1+\sqrt{1-\frac{r^2}{4}} だから、面積は r2(1+1−r24)\displaystyle \frac r2\left(1+\sqrt{1-\frac{r^2}{4}}\right)。t=r2\displaystyle t=\frac r2 とおくと面積は g(t)=t(1+1−t2)g(t)=t(1+\sqrt{1-t^2})。u=1−t2u=\sqrt{1-t^2} とすれば g′(t)=(u+1)(2u−1)u\displaystyle g'(t)=\frac{(u+1)(2u-1)}{u}。よって増加から減少へ変わるのは u=12\displaystyle u=\frac12、すなわち t=32\displaystyle t=\frac{\sqrt3}{2}、r=3r=\sqrt3 の点である。面積は 334\displaystyle \frac{3\sqrt3}{4}。端では t→0t\to0 の面積は0、t=1t=1 では1なので、これが最大。 (3)(i) 分母を払って係数比較すると a+b=0, b+c=1, a+c=−1a+b=0,\ b+c=1,\ a+c=-1。従って a=−1,b=1,c=0a=-1,b=1,c=0。 (3)(ii) 符号付き分数は −1x+1+xx2+1\displaystyle -\frac1{x+1}+\frac{x}{x^2+1}。00から11ではその符号が負、11から∞\inftyでは正である。絶対値積分を分けると各区間の値は ln⁡22\displaystyle \frac{\ln2}{2} ずつとなる(原始関数は符号付きで −ln⁡(x+1)+12ln⁡(x2+1)\displaystyle -\ln(x+1)+\frac12\ln(x^2+1))。従って極限は ln⁡2\ln2。

この問題で使う考え方

  • 円の交点条件
  • 微分による最大値
  • 係数比較
  • 積分区間の分割

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。