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慶應義塾大学/2013年度/前期

慶應義塾大学 2013年 数学 第I問解答・解説

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1問題

慶應義塾大学2013年度第I問

以下の文章の空欄に適切な数または式を入れて文章を完成させなさい。

(1) 3sin⁡θ+cos⁡θ=33\sin\theta+\cos\theta=3 が成り立っているとき sin⁡2θ=(あ)\sin 2\theta=\boxed{\text{(あ)}} である。ただし 0<θ<π2\displaystyle 0<\theta<\frac{\pi}{2} とする。

(2) ゼロでない実数 x,yx,y が関係式 71x=9\displaystyle 7^{\frac{1}{x}}=9 および 631y=3\displaystyle 63^{\frac{1}{y}}=3 をみたしているとき 2x−y=(い)2x-y=\boxed{\text{(い)}} である。

(3) 空間の3点 A(2,0,0), B(0,2,0), C(0,0,1)A(2,0,0),\ B(0,\sqrt{2},0),\ C(0,0,1) を含む平面を LL とする。

(i) zz 軸上の点 Q(0,0,z)Q(0,0,z) を通って平面 LL に垂直な直線と LL との交点 PP の座標は ((う), (え), (お))\bigl(\boxed{\text{(う)}},\ \boxed{\text{(え)}},\ \boxed{\text{(お)}}\bigr) である。

(ii) 線分 QPQP の長さは (か)\boxed{\text{(か)}} である。

(iii) 点 PP が線分 ABAB 上にあるとき AP:PB=(き):(く)AP:PB=\boxed{\text{(き)}}:\boxed{\text{(く)}} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

三角比・対数の基本性質を用いて(1)(2)を整理する。(3)は3点を通る平面の方程式を作り、法線ベクトルに沿う直線との交点を求めて距離と内分比を計算する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (あ)=2425,(い)=−2,(う)=2(1−z)7,(え)=22(1−z)7,(お)=3z+47,(か)=2∣1−z∣7,(き)=2,(く)=1.\displaystyle \begin{aligned} &(あ)=\frac{24}{25},\quad (い)=-2,\\ &(う)=\frac{2(1-z)}7,\quad (え)=\frac{2\sqrt2(1-z)}7,\quad (お)=\frac{3z+4}7,\\ &(か)=\frac{2|1-z|}{\sqrt7},\quad (き)=2,\quad (く)=1. \end{aligned}

4解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) s=sin⁡θ, c=cos⁡θs=\sin\theta,\ c=\cos\theta とおくと 3s+c=33s+c=3 であり、s2+c2=1s^2+c^2=1 である。c=3−3sc=3-3s を代入して s2+9(1−s)2=1すなわち(5s−4)(s−1)=0.s^2+9(1-s)^2=1 \quad\text{すなわち}\quad (5s-4)(s-1)=0. 0<θ<π/20<\theta<\pi/2 より s≠1s\ne1 なので s=4/5, c=3/5s=4/5,\ c=3/5。したがって sin⁡2θ=2sc=2425.\displaystyle \sin2\theta=2sc=\frac{24}{25}.

(2) 対数をとると log⁡7x=2log⁡3,log⁡63y=log⁡3.\displaystyle \frac{\log7}{x}=2\log3,\qquad \frac{\log63}{y}=\log3. ゆえに 2x=log⁡7/log⁡32x=\log7/\log3、また y=log⁡63/log⁡3=log⁡7/log⁡3+2y=\log63/\log3=\log7/\log3+2 である。よって 2x−y=−2.2x-y=-2.

(3) A,B,CA,B,C を通る平面は、切片の形から x2+y2+z=1,すなわちx+2 y+2z=2\displaystyle \frac{x}{2}+\frac{y}{\sqrt2}+z=1, \quad\text{すなわち}\quad x+\sqrt2\,y+2z=2 と表せる。法線方向のベクトルは n=(1,2,2)\boldsymbol n=(1,\sqrt2,2) である。

(i) Q=(0,0,z)Q=(0,0,z) を通り n\boldsymbol n に平行な直線上の点を Q+λnQ+\lambda\boldsymbol n とする。これが平面上にある条件は λ+2(2λ)+2(z+2λ)=2,\lambda+\sqrt2(\sqrt2\lambda)+2(z+2\lambda)=2, したがって 7λ+2z=27\lambda+2z=2、λ=2(1−z)/7\lambda=2(1-z)/7 である。よって P=(2(1−z)7,22(1−z)7,3z+47).\displaystyle P=\left(\frac{2(1-z)}7,\frac{2\sqrt2(1-z)}7,\frac{3z+4}7\right).

(ii) QP=∣λ∣ ∣n∣QP=|\lambda|\,|\boldsymbol n| で、∣n∣=7|\boldsymbol n|=\sqrt7 だから QP=2∣1−z∣7.\displaystyle QP=\frac{2|1-z|}{\sqrt7}.

(iii) PP が ABAB 上にあるには第3座標が0であるから z=−4/3z=-4/3。このとき P=(2/3,22/3,0)P=(2/3,2\sqrt2/3,0)。一方、 (1−ρ)A+ρB=(2(1−ρ),2 ρ,0)(1-\rho)A+\rho B=(2(1-\rho),\sqrt2\,\rho,0) とおけば ρ=2/3\rho=2/3 となる。よって AP:PB=ρ:(1−ρ)=2:1AP:PB=\rho:(1-\rho)=2:1 である。

この問題で使う考え方

  • 三角比と相互関係
  • 対数とその性質
  • 空間座標と空間ベクトル
  • ベクトルの内積

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