曲線 C 上の点を Q(t)=(t,2t2+1) とおく。C の導関数は y′=x だから、Q(t) における接線は y=tx−2t2+21 である。これが P(X,Y) を通る条件は t2−2Xt+2Y−1=0. d=X2−2Y+1 とおくと、仮定 Y<21X2+21 より d>0 であり、この二次方程式の二つの解は t1=X−d,t2=X+d となる。したがって接線の傾きは m1=t1=X−d、m2=t2=X+d である。
次に、Q(t) における法線は接線の方向ベクトル (1,t) に垂直であるから、 (x−t)+t(y−2t2+1)=0,すなわちx+ty=23t+t3 と表せる。t=t1,t2 の二式を引くと、交点 R=(xR,yR) の y 座標は yR=23+t12+t1t2+t22 であり、一方の式へ代入すると xR=−2t1t2(t1+t2) を得る。二次方程式の解と係数の関係から t1+t2=2X、t1t2=2Y−1 なので、 R=(X(1−2Y), 2+2X2−Y) である。
角 δ を、方向ベクトル (1,t1),(1,t2) のなす角とする。t1<t2 だから 0<δ<π である。また Q(ti)−P=(ti−X)(1,ti) より、Q1−P=−d(1,t1)、Q2−P=d(1,t2) となる。このため ∠Q1PQ2=π−δ、すなわち α=π−δ である。三角関数の加法定理を用いると cotδ=t2−t11+t1t2=2d1+(2Y−1)=dY. 他方、δ=π−α なので cotδ=−cotα であり、角度条件は Y=−dcotα と同値である。
α=2π のときはこの式から Y=0 となる。逆に Y=0 なら d=X2+1>0 で cotδ=0 より δ=2π だから、α=2π である。よって S(2π):Y=0.
α=2π では上の角度条件を二乗して sin2αY2=cos2α(X2−2Y+1) を得る。ただし二乗で余分な枝を加えないため Ycosα<0 を付す。この符号条件を保った軌跡は sin2αY2=cos2α(X2−2Y+1),Ycosα<0. である。平方完成すれば、同じ軌跡を tan2α(Y+cot2α)2−X2=csc2α,Ycosα<0 とも表せる。
最後に、点 P が S(2π) 上にあるときは Y=0 だから、R=(X,2+2X2) である。R の座標を (x,y) と書き直すと、その軌跡は y=2+2x2 となる。