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岡山大学/2013年度/前期

岡山大学 2013年 数学 第4問解答・解説

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1問題

岡山大学2013年度第4問

xyxy 平面において,点 (1,2)(1,2) を通る傾き tt の直線を ll とする。また,ll に垂直で原点を通る直線と ll との交点を PP とする。このとき,以下の問いに答えよ。

(1) 点 PP の座標を tt を用いて表せ。

(2) 点 PP の軌跡が2次曲線 2x2−ay=02x^2-ay=0 と3点のみを共有するような aa の値を求めよ。また,そのとき3つの共有点の座標を求めよ。ただし a≠0a\ne0 とする。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

(1) l の方向ベクトルは (1,t) なので、これに垂直な方向ベクトルは (t,-1) とできる。OP→\overrightarrow{OP} は l に垂直だから、P=λ(t,−1)P=\lambda(t,-1) とおく。 l の方程式は tx-y+2-t=0 である。これに P を代入すると λ(t2+1)+2−t=0.\lambda(t^2+1)+2-t=0. t2+1>0t^2+1>0 より λ=t−2t2+1\displaystyle \lambda=\dfrac{t-2}{t^2+1} となる。したがって P=(t(t−2)t2+1,2−tt2+1).\displaystyle P=\left(\frac{t(t-2)}{t^2+1},\frac{2-t}{t^2+1}\right).

(2) D=t2+1D=t^2+1 とおいて (1) の座標を 2x2−ay=02x^2-ay=0 に代入すると 2x2−ay=(t−2)H(t)D2,H(t)=2t3+(a−4)t2+a.\displaystyle 2x^2-ay=\frac{(t-2)H(t)}{D^2},\qquad H(t)=2t^3+(a-4)t^2+a. t=2t=2 のとき P=(0,0)P=(0,0) であり、これは常にこの二次曲線上にある。一方、H(2)=5a≠0H(2)=5a\ne0 なので、t=2t=2 は H(t)=0H(t)=0 の解ではない。t≠2t\ne2 なら y≠0y\ne0 で、(1) から x/y=−tx/y=-t だから、異なる tt は異なる点 PP を与える。従って共有点がちょうど3点となる条件は、H(t)=0H(t)=0 がちょうど2個の異なる実数解をもつことである。

このとき、重解を rr、もう一つの解を ss とおけば、r≠sr\ne s で H(t)=2(t−r)2(t−s)H(t)=2(t-r)^2(t-s) と表せる。H(0)=a≠0H(0)=a\ne0 より r≠0r\ne0。係数を比較すると r2+2rs=0,a−4=−2(2r+s),a=−2r2s.r^2+2rs=0,\qquad a-4=-2(2r+s),\qquad a=-2r^2s. 最初の式と r≠0r\ne0 から s=−r2\displaystyle s=-\dfrac r2。これを残りの式に代入して a=4−3r,a=r3.a=4-3r,\qquad a=r^3. よって r3+3r−4=0,(r−1)(r2+r+4)=0.r^3+3r-4=0,\qquad (r-1)(r^2+r+4)=0. r2+r+4r^2+r+4 の判別式は −15<0-15<0 なので、実数解は r=1r=1 だけであり、a=1a=1。このとき H(t)=2t3−3t2+1=(t−1)2(2t+1)H(t)=2t^3-3t^2+1=(t-1)^2(2t+1) となるから、共有点を与える媒介変数は t=2,1,−12\displaystyle t=2,1,-\dfrac12 である。それぞれを (1) に代入すると t=2:(0,0),t=1:(−12,12),t=−12:(1,2).\displaystyle t=2:(0,0),\qquad t=1:\left(-\frac12,\frac12\right),\qquad t=-\frac12:(1,2). 以上より、a=1a=1、共有点は (0,0),(−12,12),(1,2)\displaystyle (0,0),\left(-\dfrac12,\dfrac12\right),(1,2) である。

この問題で使う考え方

  • 直線の方程式
  • 軌跡
  • 放物線
  • 曲線の媒介変数表示

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