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近畿大学/2011年度/一般前期

近畿大学 2011年 数学 第1問解答・解説

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1問題

近畿大学2011年度第1問

座標平面上の2つの円を

O1:x2+y2=4r2,O2:(x−a)2+y2=r2O_1:x^2+y^2=4r^2,\qquad O_2:(x-a)^2+y^2=r^2

とする。ただし,rr は正の定数であり,aa は正の値をとって変化する値である。

(1) 2円 O1,O2O_1,O_2 が異なる2点で交わる場合を考える。このとき,2交点のうち第1象限にある交点を PP とすると

i) aa がとりうる値の範囲は ア<a<イ\boxed{\text{ア}}<a<\boxed{\text{イ}} であり,点 PP の xx 座標は ウ\boxed{\text{ウ}} である。

ii) 点 PP の yy 座標が最大になるのは a=エa=\boxed{\text{エ}} のときであり,そのときの点 PP の yy 座標は オ\boxed{\text{オ}} である。また,このとき,2円 O1,O2O_1,O_2 の共通部分の面積は

(カπ−キ)r2(\boxed{\text{カ}}\pi-\boxed{\text{キ}})r^2

である。

(2) 2円 O1,O2O_1,O_2 が外接する場合を考える。このとき,2円 O1,O2O_1,O_2 の共通接線のうち,2円 O1,O2O_1,O_2 との接点がともに第1象限にある共通接線を ℓ\ell とすると,ℓ\ell が xx 軸と交わる点の xx 座標は ク\boxed{\text{ク}} であり,ℓ\ell の方程式は

y=ケx+コy=\boxed{\text{ケ}}x+\boxed{\text{コ}}

である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • ア
    r
  • イ
    3r
  • ウ
    (a2+3r2)/(2a)(a^2+3r^2)/(2a)
  • エ
    sqrt(3)r
  • オ
    r
  • カ
    7/6
  • キ
    sqrt(3)
  • ク
    6r
  • ケ
    -sqrt(2)/4
  • コ
    3sqrt(2)r/2

3解答

解答を見る途中式つきの解答

2円の交点では2式を引くと2ax=a2+3r22ax=a^2+3r^2、ゆえにx=a2+3r22a>0\displaystyle x=\frac{a^2+3r^2}{2a}>0。交点が異なる2点となるのは中心間距離aが半径の差rと和3rの間にあるときで、r<a<3rr<a<3r。Pのy座標は4r2−x2\sqrt{4r^2-x^2}。x=a2+3r22a≧3 r\displaystyle x=\frac a2+\frac{3r^2}{2a}\ge\sqrt3\,r(相加相乗平均)で、等号はa=3 ra=\sqrt3\,r。このときx=3 r, y=rx=\sqrt3\,r,\ y=r。共通部分は、半径 2r\text{半径 }2rの円の中心角π3\displaystyle \frac\pi3の扇形と半径 r\text{半径 }rの円の中心角π\piの扇形の面積の和から、底辺 3 r\text{底辺 }\sqrt3\,r、高さ r\text{高さ }rの上下2つの三角形の面積の合計3 r2\sqrt3\,r^2を引いたもの。面積=(2π3+π2−3)r2=(7π6−3)r2\displaystyle \left(\frac{2\pi}{3}+\frac\pi2-\sqrt3\right)r^2=\left(\frac{7\pi}{6}-\sqrt3\right)r^2。外接時は中心間距離a=3ra=3r。上側の共通外接線を単位法線n=(nx,ny)\boldsymbol n=(n_x,n_y)で表し、直線をn⋅(x,y)=2r\boldsymbol n\cdot(x,y)=2rとする。小円も同じ側で接するから3rnx+r=2r3r n_x+r=2r、nx=13\displaystyle n_x=\frac13、上側なのでny=223\displaystyle n_y=\frac{2\sqrt2}{3}。したがってx+22 y=6rx+2\sqrt2\,y=6r、すなわちx切片は6r6r、傾きは−24\displaystyle -\frac{\sqrt2}{4}、切片は32 r2\displaystyle \frac{3\sqrt2\,r}{2}。接点は大円で(2r3,42 r3)\displaystyle \left(\frac{2r}{3},\frac{4\sqrt2\,r}{3}\right)、小円で(10r3,22 r3)\displaystyle \left(\frac{10r}{3},\frac{2\sqrt2\,r}{3}\right)となり、両方とも第一象限にある。

この問題で使う考え方

  • 円の方程式の差
  • 相加相乗平均
  • 扇形と三角形の面積
  • 点と直線の距離

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