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近畿大学/2014年度/一般前期

近畿大学 2014年 数学 第2問解答・解説

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1問題

近畿大学2014年度第2問

ss を 0<s<10<s<1 の範囲にある実数とする。△ABC\triangle ABC において辺 ACAC を 2:32:3 に内分する点を DD,辺 BCBC を s:1−ss:1-s に内分する点を EE とする。また線分 BDBD と線分 AEAE の交点を FF とする。次の問に答えよ。

(1) AF→=kAE→\overrightarrow{AF}=k\overrightarrow{AE} とおく。kk を ss を用いて表せ。

(2) △AFD\triangle AFD の面積が △EFB\triangle EFB の面積の2倍になるように ss を定めよ。

(3) AB=3, AC=2, ∠BAC=60∘AB=3,\ AC=2,\ \angle BAC=60^\circ とする。AE→⊥BC→\overrightarrow{AE}\perp\overrightarrow{BC} となるように ss を定めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

内分点の位置ベクトルで交点の比を求め、面積を内分比で比較し、最後はベクトルの内積で垂直条件を表した。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • k=22+3s;s(2)=31−115;s(3)=67.\displaystyle k=\frac{2}{2+3s};\qquad s_{(2)}=\frac{\sqrt{31}-1}{15};\qquad s_{(3)}=\frac67.

4解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) AD:DC=2:3AD:DC=2:3 より、D=35A+25C\displaystyle D=\frac35A+\frac25C と表せる。また BE:EC=s:(1−s)BE:EC=s:(1-s) より、E=(1−s)B+sCE=(1-s)B+sC である。FF は AEAE 上にあるので F=(1−k)A+kEF=(1-k)A+kE、すなわち F=(1−k)A+k(1−s)B+ksCF=(1-k)A+k(1-s)B+ksC と表せる。一方、FF は BDBD 上にもある。BDBD 上の点では、AA の係数と CC の係数の比が 3:23:2 だから 1−kks=32.\displaystyle \frac{1-k}{ks}=\frac32. これを解いて 2(1−k)=3ks2(1-k)=3ks、したがって k=22+3s.\displaystyle k=\frac{2}{2+3s}.

(2) [XYZ][XYZ] を三角形 XYZXYZ の面積とする。FF は AEAE 上で AF/AE=kAF/AE=k なので、[AFD]=k[AED][AFD]=k[AED]。また、AD/AC=2/5AD/AC=2/5、CE/CB=1−sCE/CB=1-s より [AED]=25(1−s)[ABC].\displaystyle [AED]=\frac25(1-s)[ABC]. 同様に、EF/EA=1−kEF/EA=1-k、BE/BC=sBE/BC=s から [EFB]=(1−k)[AEB]=(1−k)s[ABC].[EFB]=(1-k)[AEB]=(1-k)s[ABC]. 従って [AFD][EFB]=25k(1−s)(1−k)s=4(1−s)15s2,\displaystyle \frac{[AFD]}{[EFB]}=\frac{\frac25k(1-s)}{(1-k)s} =\frac{4(1-s)}{15s^2}, ここでは (1) の k=2/(2+3s)k=2/(2+3s) を用いた。これが 22 となる条件は 15s2+2s−2=0.15s^2+2s-2=0. 二次方程式を解くと s=(−1±31)/15s=(-1\pm\sqrt{31})/15 であり、0<s<10<s<1 を満たすのは s=31−115\displaystyle s=\frac{\sqrt{31}-1}{15} である。

(3) a=AB→, c=AC→\mathbf a=\overrightarrow{AB},\ \mathbf c=\overrightarrow{AC} とおくと、BC→=c−a\overrightarrow{BC}=\mathbf c-\mathbf a、AE→=(1−s)a+sc\overrightarrow{AE}=(1-s)\mathbf a+s\mathbf c である。条件から a⋅a=9,c⋅c=4,a⋅c=3⋅2cos⁡60∘=3.\mathbf a\cdot\mathbf a=9,\quad \mathbf c\cdot\mathbf c=4,\quad \mathbf a\cdot\mathbf c=3\cdot2\cos60^\circ=3. したがって AE→⋅BC→=((1−s)a+sc)⋅(c−a)=(1−s)(3−9)+s(4−3)=−6+7s.\overrightarrow{AE}\cdot\overrightarrow{BC} =((1-s)\mathbf a+s\mathbf c)\cdot(\mathbf c-\mathbf a) =(1-s)(3-9)+s(4-3)=-6+7s. 垂直条件より −6+7s=0-6+7s=0 なので s=67.\displaystyle s=\frac67.

この問題で使う考え方

  • 位置ベクトル
  • ベクトルによる図形の考察
  • ベクトルの内積
  • 三角比による面積

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