本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

神戸大学/2010年度/前期

神戸大学 2010年 数学 第1問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

神戸大学2010年度第1問

aa を実数とする。関数 f(x)=ax+cos⁡x+12sin⁡2x\displaystyle f(x)=ax+\cos x+\frac{1}{2}\sin 2x が極値をもたないように、aa の値の範囲を定めよ。(配点30点)

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • a≦−98\displaystyle a\le-\frac98 または a≧2a\ge2

3解答

解答を見る途中式つきの解答

f(x)=ax+cos⁡x+12sin⁡2x\displaystyle f(x)=ax+\cos x+\frac12\sin 2x を微分すると、 f′(x)=a−sin⁡x+cos⁡2x.f'(x)=a-\sin x+\cos 2x. ここで t=sin⁡xt=\sin x とおくと −1≦t≦1-1\le t\le1 であり、cos⁡2x=1−2sin⁡2x\cos 2x=1-2\sin^2x より f′(x)=g(t),g(t)=a+1−t−2t2=a+98−2(t+14)2.\displaystyle f'(x)=g(t),\qquad g(t)=a+1-t-2t^2=a+\frac98-2\left(t+\frac14\right)^2. gg は上に凸の二次関数で、−1≦t≦1-1\le t\le1 の範囲の最小値は端点でとる。g(−1)=ag(-1)=a、g(1)=a−2g(1)=a-2 だから、a≧2a\ge2 なら g(t)≧0g(t)\ge0 であり、f′(x)≧0f'(x)\ge0 となる。零点は孤立しているので ff は異なるxに対して同じ値をとらずに増加し、極値をもたない。 一方、平方完成した式から g(t)≦a+98\displaystyle g(t)\le a+\frac98 である。したがって a≦−98\displaystyle a\le-\frac98 なら f′(x)≦0f'(x)\le0 であり、零点は孤立しているので ff は異なるxに対して同じ値をとらずに減少し、極値をもたない。 −98<a<2\displaystyle -\frac98<a<2 のときは g(−14)=a+98>0\displaystyle g(-\frac14)=a+\frac98>0、g(1)=a−2<0g(1)=a-2<0 である。x1=−arcsin⁡14\displaystyle x_1=-\arcsin\frac14、x2=π2\displaystyle x_2=\frac\pi2 とすると、x1≦x≦x2x_1\le x\le x_2 の範囲で sin⁡x\sin x は −14\displaystyle -\frac14 から 11 まで増加し、この範囲では平方完成した式から g(sin⁡x)g(\sin x) は単調減少するので、f′(x)f'(x) は正から負へ変わる。よってこの範囲では ff は極大値をもつ。 以上より、求める範囲は a≦−98\displaystyle a\le-\frac98 または a≧2a\ge2 である。

この問題で使う考え方

  • 二倍角の公式
  • 三角関数の周期・グラフ
  • 導関数と増減
  • 極大・極小
  • 三角関数の微分

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。