高知大学/2020年度/前期
高知大学 2020年 数学 第3問解答・解説
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1問題
次の問いに答えよ。
(100点)
(1) を整数とする。このとき、 が奇数であることと、 が奇数であることは同値であることを証明せよ。
(2) を満たす整数の組 をすべて求めよ。
(3) を満たす整数の組 の個数を求めよ。
(4) を満たす整数の組 の個数を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) p−qが奇数であることとp+qが奇数であることは同値。 (2) 6組。 (3) 0組。 (4) 120組。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) 差を取ると は偶数である。よって と は同じ偶奇をもち、一方が奇数であることと他方が奇数であることは同値である。
(2)–(4) とおけば 逆に かつ が同じ偶奇なら は整数で、 となる。したがって整数解 は、積が で偶奇が一致する順序付き整数因数対 と1対1に対応する。
のとき、 はともに偶数でなければならない。 とおくと であり、その順序付き整数因数対は に戻すと したがって求める組は6組である。
は である。積 が偶数で の偶奇が一致するなら、両方が偶数で となるはずだが、 である。よって解はなく、組数は0である。
では はともに偶数で、 とすると の正の約数の個数は 積が正なので正の順序付き因数対が60組、負の順序付き因数対も60組ある。先の一対一の対応から、求める整数解 は合計 組である。
この問題で使う考え方
- 偶奇判定
- 因数分解
- 順序付き約数対の計数
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