本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

京都大学/2014年度

京都大学 2014年 数学 第5問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

京都大学2014年度第5問

自然数 a, b はどちらも3で割り切れないが,a3a^3 + b3b^3 は81で割り切れる。このような a, b の組 (a,b) のうち,a2a^2 + b2b^2 の値を最小にするものと,そのときの a2a^2 + b2b^2 の値を求めよ。(35点)

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 最小にする組
    (13,14),(14,13)
  • 最小値
    365

3解答

解答を見る途中式つきの解答

3∣(a3+b3)3\mid(a^3+b^3) であり、立方数は法3で元の数と合同なので 3∣(a+b)3\mid(a+b)。s=a+b=3ks=a+b=3k と置く。因数分解と ab≢0(mod3)ab\not\equiv0\pmod3 から a3+b3=(a+b)(a2−ab+b2),a2−ab+b2=s2−3ab=3(3k2−ab).a^3+b^3=(a+b)(a^2-ab+b^2),\qquad a^2-ab+b^2=s^2-3ab=3(3k^2-ab). 3k2−ab≢0(mod3)3k^2-ab\not\equiv0\pmod3 だから第二因子は3でちょうど一回割り切れる。従って81=343^4 が積を割るには 27∣s27\mid s、ゆえに s≧27s\ge27 が必要である。さらに 2(a2+b2)−(a+b)2=(a−b)2≧02(a^2+b^2)-(a+b)^2=(a-b)^2\ge0 なので a2+b2≧s2/2≧729/2a^2+b^2\ge s^2/2\ge729/2。左辺は整数だから少なくとも365。

(a,b)=(13,14)(a,b)=(13,14) はどちらも3の倍数でなく、 133+143=2197+2744=4941=61⋅81,132+142=365.13^3+14^3=2197+2744=4941=61\cdot81, \qquad 13^2+14^2=365. 従って最小値は365であり、交換した(14,13)も同じ値を達成する。

立方和を因数分解し、3の倍数条件から因子の3進 divisibility を評価してa+b≧27を得る。平方差の恒等式で二乗和の下界を出し、13,14で等号を達成する。

この問題で使う考え方

  • 因数分解
  • 3の倍数性
  • 平方差による評価

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。