(1) 漸化式 an+2=4an+1−3an−4 に n=1,2,3 を順に代入する。
a3=4a2−3a1−4=4⋅5−3⋅1−4=20−3−4=13
a4=4a3−3a2−4=4⋅13−3⋅5−4=52−15−4=33
a5=4a4−3a3−4=4⋅33−3⋅13−4=132−39−4=89
よって
a3=13,a4=33,a5=89.
(2) 漸化式の両辺から an+1 を引くと
an+2−an+1=3an+1−3an−4=3(an+1−an)−4.
bn=an+1−an とおくと、これは
bn+1=3bn−4(①)
と書き直せる。①の不動点、すなわち c=3c−4 の解は c=2 である。①の両辺から 2 を引くと
bn+1−2=3(bn−2)
となるので、数列 {bn−2} は公比 3 の等比数列である。初項は
b1−2=(a2−a1)−2=(5−1)−2=2
であるから
bn−2=2⋅3n−1,すなわちbn=2⋅3n−1+2.
(検算)b1=2+2=4=a2−a1=5−1、b2=6+2=8=a3−a2=13−5、b3=18+2=20=a4−a3=33−13、b4=54+2=56=a5−a4=89−33 となり、いずれも(1)の値と一致する。
bn=2⋅3n−1+2
(3) 数列 {bn} は {an} の階差数列だから、n≧2 のとき
an=a1+k=1∑n−1bk=1+k=1∑n−1(2⋅3k−1+2)=1+2k=1∑n−13k−1+2(n−1).
等比数列の和の公式より
k=1∑n−13k−1=3−13n−1−1=23n−1−1
であるから
an=1+2⋅23n−1−1+2(n−1)=1+(3n−1−1)+2n−2=3n−1+2n−2.
この式に n=1 を代入すると 30+2−2=1=a1 となり、n=1 でも成立するので、すべての自然数 n について
an=3n−1+2n−2
が成り立つ。
(検算)n=2: 3+4−2=5、n=3: 9+6−2=13、n=4: 27+8−2=33、n=5: 81+10−2=89 となり、いずれも(1)の値と一致する。
(4)
k=1∑nak=k=1∑n(3k−1+2k−2)=k=1∑n3k−1+2k=1∑nk−2n.
等比数列の和より k=1∑n3k−1=23n−1、等差数列の和より k=1∑nk=2n(n+1) であるから
k=1∑nak=23n−1+2⋅2n(n+1)−2n=23n−1+n(n+1)−2n=23n−1+n2−n.
すなわち
k=1∑nak=23n−1+n2−n=23n−1+2n2−2n.
(検算)n=1: 23−1+1−1=1=a1。n=2: 29−1+4−2=4+2=6=a1+a2=1+5。n=3: 227−1+9−3=13+6=19=1+5+13。n=5: 2243−1+25−5=121+20=141=1+5+13+33+89。いずれも一致し、結果の正しさが確認できる。