問1
全事象は 6n 通りである。n 回目に初めて直前と同じ目が出るには、最初の n−1 回では隣り合う目が異なり、最後の目は (n−1) 回目と一致すればよい。最初の目は6通り、第2回から第 n−1 回までは直前と異なる目がそれぞれ5通り、最後の目は1通りなので、該当する出方は 6⋅5n−2 通りである。したがって Pn=6n6⋅5n−2=6n−15n−2=61(65)n−2.
問2
r=65 とおくと Sn=k=2∑n61rk−2=61j=0∑n−2rj=61⋅1−r1−rn−1=1−rn−1. よって Sn=1−(65)n−1.
問3
Sn=1−(5/6)n−1 は n とともに増加する。実際、 S4=1−216125=21691<21,S5=1−1296625=1296671>21. したがって条件を満たす最小の整数 n は 5.
問4
r=65、N=n−2 とし、 A=j=0∑Nrj,B=j=0∑Njrj とおく。このとき A=1−r1−rN+1=6(1−rn−1). また、添字を一つずらして引き算すると (1−r)B=j=1∑Nrj−NrN+1, したがって B=(1−r)2r−(N+1)rN+1+NrN+2=36(r−(n−1)rn−1+(n−2)rn). Pk=61rk−2 を使えば En=61j=0∑n−2(j+2)rj=6B+2A=6(r−(n−1)rn−1+(n−2)rn)+2(1−rn−1)=7+[−6(n−1)−2+5(n−2)]rn−1=7−(n+6)rn−1. 最後の整理では 6r=5 を用いた。よって En=7−(n+6)(65)n−1.
最終答案
Pn=6n−15n−2,Sn=1−(65)n−1,min{n:Sn≧21}=5,En=7−(n+6)(65)n−1.
使用した解法
場合の数による確率計算、等比数列の和、有限和の添字をずらした差し引きによる加重和の計算を用いた。