正三角形の一辺を s とし,PA=x, QB=y, PC=z とおく。∠APC=∠AQB=∠BRC=60∘ であるから,正弦定理より,r1=2sin60∘CA=3b,r2=2sin60∘AB=3c,r3=2sin60∘BC=3a. 次に,P=(0,0), Q=(s,0), R=(s/2,3s/2) と座標を定めると,A=(x,0),B=(s−y/2,3y/2),C=(z/2,3z/2). 外心の定義(各頂点からの距離が等しいこと)を用いて座標を求める。まず,O1=(u,v) とすると,O1P=O1A より u=x/2,また O1P=O1C より u+3v=z だから,O1=(2x,232z−x). 次に,O2=(u,v) とすると,O2Q=O2A より u=(s+x)/2。さらに O2Q=O2B より −(u−s)+3v=y なので,O2=(2s+x,232y−s+x). 最後に,O3−R=(u,v) とおく。O3R=O3B および O3R=O3C より,u−3v=s−y, −u−3v=s−z を得る。これを解いて,O3=(2s+z−y,23s+y+z). ここで t=x+y−z とおくと,O1O2=(2s,232t−s),O2O3=(−2t,232s−t),O3O1=(2t−s,−23s+t). よって,O1O22=4s2+12(2t−s)2=3s2+t2−st, O2O32=4t2+12(2s−t)2=3s2+t2−st,O3O12=4(s−t)2+12(s+t)2=3s2+t2−st. したがって O1O2=O2O3=O3O1 であり,△O1O2O3 は正三角形である。