(1) A=(acbd) とおく。点 (0,1) の像が (1,1) なので b=d=1。点 (1,2) の像について (a+2b, c+2d)=(2,1) であるから、a=0, c=−1。したがって A=(0−111).
(2) P(t,et) の像は A(tet)=(etet−t). x=et とおくと、t は実数なので x>0 であり、t=logx である。よって軌跡は C:y=x−logx(x>0) である。
(3) S=e+e1 とおく。共通の定義域は 0<x<S である。交点では x−logx=x+log(S−x)であるための必要十分条件はlog{x(S−x)}=0、すなわちx(S−x)=1. したがって (x−e)(x−e1)=0, 交点の x 座標は 1/e,e である。また yD−yC=log{x(S−x)},x(S−x)−1=−(x−e)(x−e1)>0(e1<x<e), より、この区間では D が C より上にある。よって面積は ∫1/eelog{x(S−x)}dx=∫1/ee{logx+log(S−x)}dx=2∫1/eelogxdx=2[xlogx−x]1/ee=e4. 第2項の積分は u=S−x と置換すると第1項と等しい。原始関数は (xlogx−x)′=logx である。
(1) 行列の各成分を置いて指定された2点の像を代入すると、b=d=1、a=0、c=−1となる。(2) 像の座標は (et,et−t)である。x=etは正の全実数を動き、t=logxだから Cは y=x−logx (x>0)。(3) S=e+1/eとおくと曲線差は log{x(S−x)}である。交点方程式 x(S−x)=1の解は 1/e,e。1/e<x<eの範囲では x(S−x)−1=−(x−e)(x−1/e)>0なので Dが上側となる。積分を logx+log(S−x)に分け、後項に u=S−xを代入すると 2∫1/eelogxdx=4/e。