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熊本大学/2007年度/前期

熊本大学 2007年 数学 第1問解答・解説

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1問題

熊本大学2007年度第1問

aa を定数とする。2つの放物線 C1:y=−x2,C2:y=3(x−1)2+aC_1:y=-x^2,\qquad C_2:y=3(x-1)^2+a について,以下の問いに答えよ。

(1) C1,C2C_1, C_2 の両方に接する直線が2本存在するための aa の条件を求めよ。

(2) C1,C2C_1, C_2 の両方に接する2本の直線が,直交するときの aa の値を求めよ。

(3) C1,C2C_1, C_2 の両方に接する2本の直線が,π4\displaystyle \dfrac{\pi}{4} の角度で交わるときの aa の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) a>−3/4\quad a>-3/4\quad . (2) a=1/3\quad a=1/3\quad . (3) a=1±17/3\quad a=1\pm\sqrt{17}/3\quad .

3解答

解答を見る途中式つきの解答

共通接線を y=mx+by=mx+b とする。y=−x2y=-x^2 への接線条件は −x2=mx+b-x^2=mx+b が重解をもつこと、従って b=m2/4b=m^2/4。第2放物線では 3(x−1)2+a=mx+b3(x-1)^2+a=mx+b が重解をもつので b=a−m−m2/12b=a-m-m^2/12。切片を等しくすると m2+3m−3a=0.m^2+3m-3a=0. 2本の接線が存在する条件は異なる2つの実傾きがあること、すなわち判別式 9+12a>09+12a>0、つまり a>−3/4a>-3/4。

傾きを m1,m2m_1,m_2 とすれば m1m2=−3am_1m_2=-3a。直交条件から −3a=−1-3a=-1、ゆえに a=1/3a=1/3。またなす角が π/4\pi/4 のとき ∣m1−m2∣∣1+m1m2∣=1.\displaystyle \frac{|m_1-m_2|}{|1+m_1m_2|}=1. 解と係数の関係で (m1−m2)2=9+12a(m_1-m_2)^2=9+12a、1+m1m2=1−3a1+m_1m_2=1-3a なので 9+12a=(1−3a)29+12a=(1-3a)^2。これを解いて a=1±17/3a=1\pm\sqrt{17}/3。両値とも a>−3/4a>-3/4 かつ 1−3a≠01-3a\ne0 を満たし、元の角条件に適合する。

この問題で使う考え方

  • 判別式
  • 解と係数の関係
  • 直線の傾きと角度

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