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久留米大学/2023年度/前期

久留米大学 2023年 数学 第4問解答・解説

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1問題

久留米大学2023年度第4問

平面上に点 OO を中心とする半径が1の円 C1C_1 と,点 OO を中心とする半径が 6\sqrt{6} の円 C2C_2 がある。円 C2C_2 上に点 AA をとり,点 AA から円 C1C_1 に引いた接線と円 C1C_1 との接点の1つを PP,直線 OPOP と円 C1C_1 の交点のうち点 PP と異なる点を QQ,直線 AQAQ と円 C1C_1 との交点のうち点 QQ と異なる点を RR とおく。このとき, AP=あ,AQ=い,AR=うえ\displaystyle AP=\sqrt{\boxed{\text{あ}}},\qquad AQ=\boxed{\text{い}},\qquad AR=\dfrac{\boxed{\text{う}}}{\boxed{\text{え}}} であり,直線 APAP と円 C2C_2 の交点のうち点 AA と異なる点を SS,直線 AOAO と直線 SQSQ の交点を TT とおくと, AP:PS=お:か,ST:TQ=き:くAP:PS=\boxed{\text{お}}:\boxed{\text{か}},\qquad ST:TQ=\boxed{\text{き}}:\boxed{\text{く}} である。ここで,お\boxed{\text{お}}〜く\boxed{\text{く}} は最小の自然数を用いて答えよ。さらに,直線 PRPR と直線 OAOA の交点を点 UU,直線 PRPR と円 C2C_2 の2つの交点を D,ED,E とすると, AU=けこさ\displaystyle AU=\dfrac{\boxed{\text{け}}\sqrt{\boxed{\text{こ}}}}{\boxed{\text{さ}}} であるので, DU×EU=しすせそた\displaystyle DU\times EU=\dfrac{\boxed{\text{しすせ}}}{\boxed{\text{そた}}} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • AP=5, AQ=3, AR=53;AP:PS=1:1;ST:TQ=2:1;AU=567;DU×EU=27049.\displaystyle AP=\sqrt5,\space{}AQ=3,\space{}AR=\frac53;\quad AP:PS=1:1;\quad ST:TQ=2:1;\quad AU=\frac{5\sqrt6}{7};\quad DU\times EU=\frac{270}{49}.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

回転と対称性を用いて O=(0,0), A=(6,0)O=(0,0),\ A=(\sqrt6,0) と置き、接点を P=(1/6,5/6)P=(1/\sqrt6,\sqrt5/\sqrt6) としてよい。実際、単位円の PP における接線は P⋅X=1P\cdot X=1 であり、これが AA を通る条件から Px=1/6P_x=1/\sqrt6、単位円上の条件から Py=5/6P_y=\sqrt5/\sqrt6 となる。QQ は PP の対蹠点なので Q=(−1/6,−5/6).Q=(-1/\sqrt6,-\sqrt5/\sqrt6).

接線の長さと AQAQ は AP=AO2−1=5,AQ2=(6+1/6)2+5/6=9AP=\sqrt{AO^2-1}=\sqrt5, \quad AQ^2=(\sqrt6+1/\sqrt6)^2+5/6=9 より AP=5, AQ=3AP=\sqrt5,\ AQ=3。点 AA の単位円に対する方べきは AO2−1=5AO^2-1=5 だから、AQ⋅AR=5AQ\cdot AR=5 より AR=5/3AR=5/3。

直線 APAP 上で S=A+t(P−A)S=A+t(P-A) と置くと、A⋅(P−A)=−5, ∣P−A∣2=5A\cdot(P-A)=-5,\ |P-A|^2=5 である。SS が半径 6\sqrt6 の円上にある条件 ∣S∣2=6|S|^2=6 は 6−10t+5t2=6,6-10t+5t^2=6, ゆえに t=0t=0 または 22。S≠AS\ne A なので t=2t=2、すなわち S=2P−AS=2P-A。従って PS=∣P−A∣=APPS=|P-A|=AP で、AP:PS=1:1AP:PS=1:1。

TT は xx 軸上で直線 SQSQ にある。Sy=2Py, Qy=−PyS_y=2P_y,\ Q_y=-P_y なので、T=(1−s)S+sQT=(1-s)S+sQ とおくと 0=2Py−3sPy0=2P_y-3sP_y、すなわち s=2/3s=2/3。よって ST:TQ=2:1ST:TQ=2:1。

方べきから AR/AQ=5/9AR/AQ=5/9 であるから R=A+59(Q−A)=(1996,−5596).\displaystyle R=A+\frac59(Q-A)=\left(\frac{19}{9\sqrt6},-\frac{5\sqrt5}{9\sqrt6}\right). 直線 PRPR 上の点を P+λ(R−P)P+\lambda(R-P) と表すと、その yy 座標が0となるのは λ=9/14\lambda=9/14。このとき U=(267,0),AU=6−267=567.\displaystyle U=\left(\frac{2\sqrt6}{7},0\right),\qquad AU=\sqrt6-\frac{2\sqrt6}{7}=\frac{5\sqrt6}{7}.

UU は C2C_2 の内部にあり、OU=26/7OU=2\sqrt6/7。直線上で円と交わる点を D,ED,E とすると、弦の積より UD⋅UE=(6)2−OU2UD\cdot UE=\left(\sqrt6\right)^2-OU^2 である(弦の中点を MM とすれば UD⋅UE=DM2−UM2=6−OM2−UM2=6−OU2UD\cdot UE=DM^2-UM^2=6-OM^2-UM^2=6-OU^2)。従って DU×EU=6−2449=27049.\displaystyle \boxed{DU\times EU=6-\frac{24}{49}=\frac{270}{49}}. 以上より AP=5, AQ=3, AR=53, AP:PS=1:1, ST:TQ=2:1, AU=567, DU×EU=27049.\displaystyle \boxed{AP=\sqrt5,\ AQ=3,\ AR=\frac53,\ AP:PS=1:1,\ ST:TQ=2:1,\ AU=\frac{5\sqrt6}{7},\ DU\times EU=\frac{270}{49}}.

この問題で使う考え方

  • ベクトルの内積
  • 直線の方程式
  • 円の性質
  • 方べきの定理
  • 座標による距離
  • 位置ベクトル
  • ベクトルによる図形の考察
  • 円の方程式

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