本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

久留米大学/2023年度/前期

久留米大学 2023年 数学 第1問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

久留米大学2023年度第1問

ベクトル a⃗\vec{a} と b⃗\vec{b} が ∣a⃗−b⃗∣=1, ∣3a⃗+2b⃗∣=3|\vec{a}-\vec{b}|=1,\ |3\vec{a}+2\vec{b}|=3 を満たしているとき。

(1) ∣a⃗∣2|\vec{a}|^2 と ∣b⃗∣2|\vec{b}|^2 を a⃗⋅b⃗\vec{a}\cdot\vec{b} だけで表すと, ∣a⃗∣2=ア−イ a⃗⋅b⃗,∣b⃗∣2=ウ a⃗⋅b⃗|\vec{a}|^2=\boxed{\text{ア}}-\boxed{\text{イ}}\,\vec{a}\cdot\vec{b},\qquad |\vec{b}|^2=\boxed{\text{ウ}}\,\vec{a}\cdot\vec{b} である。

(2) a⃗⋅b⃗\vec{a}\cdot\vec{b} のとりうる値の範囲は, エ≦a⃗⋅b⃗≦オカキ\displaystyle \boxed{\text{エ}}\leq\vec{a}\cdot\vec{b}\leq\dfrac{\boxed{\text{オ}}}{\boxed{\text{カキ}}} である。

(3) ∣a⃗+b⃗∣|\vec{a}+\vec{b}| のとりうる値の最大値と最小値は,最大値 クケ\displaystyle \dfrac{\boxed{\text{ク}}}{\boxed{\text{ケ}}},最小値 コ\boxed{\text{コ}} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) ∣a⃗∣2=1−4(a⃗⋅b⃗), ∣b⃗∣2=6(a⃗⋅b⃗).(1)\space{}|\vec a|^2=1-4(\vec a\cdot\vec b),\space{}|\vec b|^2=6(\vec a\cdot\vec b).
    (2) 0≦a⃗⋅b⃗≦625.\displaystyle (2)\space{}0\le\vec a\cdot\vec b\le\frac6{25}.
    (3) max⁡∣a⃗+b⃗∣=75, min⁡∣a⃗+b⃗∣=1.\displaystyle (3)\space{}\max|\vec a+\vec b|=\frac75,\space{}\min|\vec a+\vec b|=1.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

d=a⃗⋅b⃗d=\vec a\cdot\vec b とおき、A=∣a⃗∣2, B=∣b⃗∣2A=|\vec a|^2,\ B=|\vec b|^2 とする。与えられた2条件を2乗すると A+B−2d=1,9A+4B+12d=9A+B-2d=1,\qquad 9A+4B+12d=9 である。これを解くと A=1−4d,B=6d.A=1-4d,\qquad B=6d. したがって (1) は ∣a⃗∣2=1−4a⃗⋅b⃗,∣b⃗∣2=6a⃗⋅b⃗.\boxed{|\vec a|^2=1-4\vec a\cdot\vec b,\qquad |\vec b|^2=6\vec a\cdot\vec b}.

(2) B≧0B\ge0 より d≧0d\ge0。さらに、零ベクトルを含む場合は d=0d=0 であり、それ以外の場合は二つのベクトルのなす角を θ\theta として d2=ABcos⁡2θd^2=AB\cos^2\theta と cos⁡2θ≦1\cos^2\theta\le1 から d2≦ABd^2\le AB である。d>0d>0 のときこれに A=1−4d, B=6dA=1-4d,\ B=6d を代入して d2≦6d(1−4d)ならばd≦625.\displaystyle d^2\le6d(1-4d)\quad\text{ならば}\quad d\le\frac6{25}. d=0d=0 も可能である。上の条件が十分であることも確認する。d=0d=0 なら b⃗=0⃗, ∣a⃗∣=1\vec b=\vec0,\ |\vec a|=1 とできる。0<d≦6/250<d\le6/25 なら A=1−4d>0,B=6d>0A=1-4d>0, B=6d>0 で d2≦ABd^2\le AB だから、例えば b⃗=(B,0),a⃗=(dB,A−d2B)\displaystyle \vec b=(\sqrt B,0),\qquad \vec a=\left(\frac d{\sqrt B},\sqrt{A-\frac{d^2}{B}}\right) とすれば所定の内積と長さをもつ。従って範囲は 0≦a⃗⋅b⃗≦625.\displaystyle \boxed{0\le\vec a\cdot\vec b\le\frac6{25}}.

(3) ∣a⃗+b⃗∣2=A+B+2d=1+4d.|\vec a+\vec b|^2=A+B+2d=1+4d. これは 0≦d≦6/250\le d\le6/25 で増加するので、最小値は d=0d=0 のとき 11、最大値は d=6/25d=6/25 のとき 49/25=7/5\sqrt{49/25}=7/5 である。いずれの端点も (2) で構成可能と確認したから、 最大値 75,最小値 1.\displaystyle \boxed{\text{最大値 }\frac75,\qquad\text{最小値 }1}.

この問題で使う考え方

  • ベクトルの内積
  • ベクトルの和・差・実数倍
  • 等式・不等式の証明
  • ベクトルの成分表示

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。