複素数zをz=x+yi (x,yは実数)とおく。z=0よりx2+y2>0であり、zˉ=x−yiだから、 α=43(2x)=23x,β=43(x2+y2x−yi+x2+y2x+yi)=2(x2+y2)3x.
(1) 分母x2+y2は正なので、β=0となるのはx=0のときに限る。このときz=yiであり、z=0よりy=0である。したがって、求める複素数はz=ti (tは0でない実数)である。
(2) m=α, n=βとおく。 m,nは自然数、すなわち正の整数である。上の式からx=32mであり、またβ=x2+y2αだからx2+y2=nmである。よって y2=nm−94m2=9nm(9−4mn)≧0. m,n>0よりmn≦49であるから、mn=1またはmn=2となる。したがって(m,n)=(1,1),(1,2),(2,1)である。それぞれについて (m,n)=(1,1): (x,y)=(32, ±35),(m,n)=(1,2): (x,y)=(32, ±62),(m,n)=(2,1): (x,y)=(34, ±32). これらの点ではx2+y2=m/n>0であり、α=m、β=α/(x2+y2)=nとなる。よって条件を満たし、ほかの解はない。
(3) (2)の点を P±=32±35i,Q±=32±62i,R±=34±32i とする。中心をp+qi、半径をρとする任意の円がこれらを含むとする。実部がx、虚部が±yである2点までの距離の大きい方の2乗は(p−x)2+(∣q∣+∣y∣)2である。p≦43ならR+,R−から ρ2≧(p−34)2+(∣q∣+32)2≧(127)2+92=169. 一方、p≧43ならP+,P−から ρ2≧(p−32)2+(∣q∣+35)2≧(121)2+95=169. したがって、すべての包含円の半径は43以上である。中心を43、半径を43とする円では、P±,R±までの距離はいずれも43、Q±までの距離は41であるから、6点すべてを含む。この円は最小の半径をもち、円の面積は半径の増加とともに増えるので、これが求めるCである。