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自治医科大学/2016年度/前期

自治医科大学 2016年 数学 第9問解答・解説

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1問題

自治医科大学2016年度第9問

(各設問共通)設問ごとに,与えられた選択肢の中から最も適当なものを1つだけ選び,解答用紙の該当する記号を塗りつぶせ.

選択肢:ア 0,カ 1,サ 2,タ 3,ナ 4,ハ 5,マ 6,ヤ 7,ラ 8,ワ 9.

9 複素数 zz は,1+z+z2+z3+z4+z5+z6+z7+z8+z9=01+z+z^2+z^3+z^4+z^5+z^6+z^7+z^8+z^9=0 を満たす.∣z−2∣2+∣z+2∣25\displaystyle \frac{|z-2|^2+|z+2|^2}{5} の値を求めよ.

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

与えられた有限等比和を因数分解して|z|=1を得た後、複素数の絶対値の二乗を成分表示で展開して実部の項を消す。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 22\quad (サ)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

与えられた和を TT とする。z=1z=1 なら T=10T=10 となるので、T=0T=0 から z≠1z\neq1 である。等比数列の和の公式より、 (z−1)T=z10−1=0(z-1)T=z^{10}-1=0 となり、z10=1z^{10}=1、したがって ∣z∣=1|z|=1 である。

z=u+viz=u+vi(u,vu,v は実数)とおくと u2+v2=∣z∣2=1u^2+v^2=|z|^2=1 である。よって ∣z−2∣2=(u−2)2+v2=5−4u,∣z+2∣2=(u+2)2+v2=5+4u.|z-2|^2=(u-2)^2+v^2=5-4u,\qquad |z+2|^2=(u+2)^2+v^2=5+4u. したがって求める値は ∣z−2∣2+∣z+2∣25=105=2.\displaystyle \frac{|z-2|^2+|z+2|^2}{5}=\frac{10}{5}=2. 選択肢はサである。

この問題で使う考え方

  • 等比数列の一般項と和
  • 複素数の四則演算
  • 複素数平面

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