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自治医科大学/2016年度/前期

自治医科大学 2016年 数学 第20問解答・解説

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1問題

自治医科大学2016年度第20問

(各設問共通)設問ごとに,与えられた選択肢の中から最も適当なものを1つだけ選び,解答用紙の該当する記号を塗りつぶせ.

選択肢:ア 0,カ 1,サ 2,タ 3,ナ 4,ハ 5,マ 6,ヤ 7,ラ 8,ワ 9.

20 初項1,公比 x(1−x)x(1-x) の無限等比級数が収束するための xx のとりうる範囲は,a<x<ba<x<b となる.5∣a+b∣5|a+b| の値を求めよ.

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (20)5∣a+b∣=5 (\quad 5|a+b|=5\space{}(ハ).

3解答

解答を見る途中式つきの解答

初項1、公比 q=x(1−x)q=x(1-x) の無限等比級数が収束する条件は ∣q∣<1,|q|<1, すなわち −1<x(1−x)<1-1<x(1-x)<1 である。右側の不等式は x(1−x)<1であるための必要十分条件はx2−x+1>0x(1-x)<1\quad\text{であるための必要十分条件は}\quad x^2-x+1>0 となり、判別式は 1−4=−3<01-4=-3<0 で、左辺は常に正だから、すべての実数 xx で成り立つ。左側の不等式は −1<x(1−x)であるための必要十分条件はx2−x−1<0.-1<x(1-x)\quad\text{であるための必要十分条件は}\quad x^2-x-1<0. この二次式の方程式の解は 1−52,1+52\displaystyle \frac{1-\sqrt5}{2},\frac{1+\sqrt5}{2} なので、 a=1−52<x<1+52=b.\displaystyle a=\frac{1-\sqrt5}{2}<x<\frac{1+\sqrt5}{2}=b. 端点では公比が −1-1 となり級数は収束しないため、不等号は厳密である。したがって a+b=1a+b=1 であり、 5∣a+b∣=5.5|a+b|=5. 共通選択肢では5はハなので、答えは ハ\boxed{\text{ハ}} である。

この問題で使う考え方

  • 等比数列の一般項と和
  • 二次不等式とグラフ
  • 二次方程式とグラフ

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