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自治医科大学/2016年度/前期

自治医科大学 2016年 数学 第10問解答・解説

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1問題

自治医科大学2016年度第10問

(各設問共通)設問ごとに,与えられた選択肢の中から最も適当なものを1つだけ選び,解答用紙の該当する記号を塗りつぶせ.

選択肢:ア 0,カ 1,サ 2,タ 3,ナ 4,ハ 5,マ 6,ヤ 7,ラ 8,ワ 9.

10 点 zz は複素数とする.点 zz は,原点 OO を中心とする半径1の円上を動く.w=6z−12z−1\displaystyle w=\frac{6z-1}{2z-1} としたとき,∣w∣|w| の最大値を MM,最小値を mm とする.3(M−m)3(M-m) の値を求めよ.

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

複素数の絶対値を二乗して実部の変数にまとめ、単位円で取りうる範囲の両端で商を挟み込む。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 3(M−m)=83(M-m)=8\quad (ラ)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

z=x+yiz=x+yi とおくと、x2+y2=1x^2+y^2=1 であり、−1≦x≦1-1\leq x\leq1 である。また 2z−1≠02z-1\neq0 である。実際、2z=12z=1 なら ∣z∣=1/2|z|=1/2 となり、条件に反する。 ∣w∣2=∣6z−1∣2∣2z−1∣2=37−12x5−4x=:R(x).\displaystyle |w|^2=\frac{|6z-1|^2}{|2z-1|^2}=\frac{37-12x}{5-4x}=:R(x). ここで 5−4x≧1>05-4x\geq1>0 である。 R(x)−499=88(x+1)9(5−4x)≧0,25−R(x)=88(1−x)5−4x≧0.\displaystyle R(x)-\frac{49}{9}=\frac{88(x+1)}{9(5-4x)}\geq0, \qquad 25-R(x)=\frac{88(1-x)}{5-4x}\geq0. したがって 49/9≦∣w∣2≦2549/9\leq |w|^2\leq25。x=−1x=-1 は z=−1z=-1 のとき、x=1x=1 は z=1z=1 のとき実現するので、m=7/3,M=5m=7/3, M=5 である。よって 3(M−m)=3(5−73)=8.\displaystyle 3(M-m)=3\left(5-\frac73\right)=8. 選択肢はラである。

この問題で使う考え方

  • 複素数の四則演算
  • 複素数平面
  • 等式・不等式の証明

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