(1)BC⊥面 ACD より BC⊥AC であり,また AD⊥面 ABC である。そこで A=(0,0,0), C=(23,0,0), B=(23,21,0), D=(0,0,1) とおく。このとき BD2=(23)2+(21)2+12=2 より BD=2 である。
(2)△ABC は C を直角とする三角形で, AB=AC2+BC2=1. 点 C から AB への垂線の長さを h とすると,△ABC の面積を二通りに表して 21AC⋅BC=21AB⋅h だから h=ABAC⋅BC=43 である。
(3)α∥面 ABD のとき,C を α に垂直に射影した点は,AB 上の垂線の足 H に対応する。したがって影は三角形 ABD であり, S=21AB⋅AD=21.
(4)AB を回転軸とする。H を C から AB に下ろした垂線の足とすると,直角三角形の性質から AH=ABAC2=43,CH=43. また AD⊥AB で AD=1 だから,D から軸 AB への垂直距離は 1 である。CH と AD は互いに垂直な,軸 AB に垂直なベクトルである。回転角を θ とし,影の平面内で AB に垂直な座標を適切にとると,投影された A,B,C,D の座標はそれぞれ A=(0,0),B=(1,0),C=(43,43cosθ),D=(0,sinθ) と表せる。ここで角度の原点は一回転の全ての配置を表すように選んだ。
p=43cosθ, q=sinθ とする。影は上の四点の凸包である。p,q が異符号なら,凸包の頂点を順にたどって面積を求めると S=21(∣p∣+∣q∣) となる。p,q が同符号なら,C が三角形 ABD の内部に入る場合と外に出る場合があり,その面積は S=21max(∣q∣,∣p∣+43∣q∣) である。
x=∣cosθ∣, y=∣sinθ∣, h=43 とおくと x2+y2=1 である。同符号の場合は y≦1,hx+43y≦h2+(43)2=23<1 より S≦21 である。異符号の場合は 2S=hx+y≦h2+1x2+y2=419, 等号は (x,y) が (h,1) に比例し,p,q が異符号のときに実現する。819>21 なので,最大値は 819 である。
一方,異符号の場合は y≧hy かつ x+y≧x2+y2=1 より hx+y≧h である。同符号の場合も hx+43y=h(x+3y)≧h(x+y)≧h だから,いずれの場合も S≧2h=83 である。y=0, x=1 とすればこの値をとる。よって最小値は 83 である。