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聖マリアンナ医科大学/2022年度/一般

聖マリアンナ医科大学 2022年 数学 第1問解答・解説

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1問題

聖マリアンナ医科大学2022年度第1問

以下の設問(1)~(3)のア~キにあてはまる適切な数を解答用紙の所定の欄に記入せよ。

(1) 実数x≧12\displaystyle x\geq\dfrac{1}{2}に対して a=x+2x−1,b=x−2x−1a=\sqrt{x+\sqrt{2x-1}},\qquad b=\sqrt{x-\sqrt{2x-1}} とおくと a+b=アx+ア∣x−1∣a+b=\sqrt{\boxed{\text{ア}}x+\boxed{\text{ア}}|x-1|} である。また、a+b=2022a+b=\sqrt{2022}となるのは、x=イx=\boxed{\text{イ}}のときである。

(2) ウイルスAへの感染を調べる検査キットがある。この検査キットはウイルスAに感染している人を陽性と判定する確率が0.70.7、感染していない人を誤って陽性と判定する確率が0.10.1である。ウイルスAに感染している割合がppの集団から一人を検査したところ、この検査キットで陽性と判定された。この人が実際にウイルスAに感染している条件付き確率をppを用いて表すと ウp1+エp\displaystyle \frac{\boxed{\text{ウ}}p}{1+\boxed{\text{エ}}p} である。この確率が0.50.5となるとき、p=オp=\boxed{\text{オ}}である。

(3) log⁡10(10x2)\log_{10}(10x^2)の整数部分が5となる最大の自然数xxはカ\boxed{\text{カ}}である。また、log⁡10(5x2)\log_{10}(5x^2)の整数部分が5となる最小の自然数xxはキ\boxed{\text{キ}}である。なお、2=1.414, 10=3.162\sqrt{2}=1.414,\ \sqrt{10}=3.162とせよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • ア=2,=2,\quad イ=506,=506,\quad ウ=7,=7,\quad エ=6,=6,\quad オ=18,\displaystyle =\frac18,\quad カ=316,=316,\quad キ=142=142

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) x≧12\displaystyle x\ge\frac12 ならば 2x−1≧02x-1\ge0 である。また x>0x>0 かつ x2−(2x−1)=(x−1)2≧0x^2-(2x-1)=(x-1)^2\ge0 より x≧2x−1x\ge\sqrt{2x-1} だから、a,ba,b は実数である。さらに ab=(x+2x−1)(x−2x−1)=(x−1)2=∣x−1∣,a2+b2=2x.ab=\sqrt{(x+\sqrt{2x-1})(x-\sqrt{2x-1})} =\sqrt{(x-1)^2}=|x-1|, \qquad a^2+b^2=2x. a,b≧0a,b\ge0 より a+b=a2+b2+2ab=2x+2∣x−1∣.a+b=\sqrt{a^2+b^2+2ab} =\sqrt{2x+2|x-1|}. したがって ア=2\text{ア}=2。12≦x≦1\displaystyle \frac12\le x\le1 ではこの値は 2\sqrt2 なので 2022\sqrt{2022} にならない。x≧1x\ge1 では a+b=4x−2=2022すなわち4x−2=2022すなわちx=506.a+b=\sqrt{4x-2}=\sqrt{2022} \quad\text{すなわち}\quad 4x-2=2022 \quad\text{すなわち}\quad x=506. よって イ=506\text{イ}=506。

(2) 感染を AA、陽性判定を ++ とする。条件付き確率の分子と分母は P(A∩+)=0.7p,P(+)=0.7p+0.1(1−p)=0.1+0.6pP(A\cap +)=0.7p,\qquad P(+)=0.7p+0.1(1-p)=0.1+0.6p である。したがって P(A∣+)=0.7p0.1+0.6p=7p1+6p.\displaystyle P(A\mid +)=\frac{0.7p}{0.1+0.6p}=\frac{7p}{1+6p}. よって ウ=7, エ=6\text{ウ}=7,\ \text{エ}=6。これが 0.50.5 となる条件は 7p1+6p=12すなわち14p=1+6pすなわちp=18,\displaystyle \frac{7p}{1+6p}=\frac12 \quad\text{すなわち}\quad 14p=1+6p \quad\text{すなわち}\quad p=\frac18, ゆえに オ=18\displaystyle \text{オ}=\frac18 である。

(3) 整数部分が5である条件は、真数を XX として 105≦X<10610^5\le X<10^6 である。 105≦10x2<106すなわち104≦x2<105.10^5\le10x^2<10^6 \quad\text{すなわち}\quad 10^4\le x^2<10^5. 従って 100≦x<10010=316.2100\le x<100\sqrt{10}=316.2 だから最大の自然数は 316316(3162=99856<100000<3172316^2=99856<100000<317^2)。よって カ=316\text{カ}=316。

一方、 105≦5x2<106すなわち20000≦x2<200000.10^5\le5x^2<10^6 \quad\text{すなわち}\quad 20000\le x^2<200000. 下端は x≧20000=1002=141.4x\ge\sqrt{20000}=100\sqrt2=141.4 を意味するから、最小の自然数は 142142 である(1412=19881<20000≦1422=20164141^2=19881<20000\le142^2=20164)。上側の条件も 1422<200000142^2<200000 を満たす。よって キ=142\text{キ}=142。

この問題で使う考え方

  • 実数と無理数
  • 条件付き確率
  • 確率の基本法則
  • 常用対数
  • 二次不等式とグラフ

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