長崎大学/2007年度/前期
長崎大学 2007年 数学 第5問解答・解説
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1問題
は2以上の自然数とする。関数 について,次の問いに答えよ。ただし, であることを用いてよい。
(1) 関数 の増減,凹凸を調べ,グラフをかけ。
(2) 関数 の最小値を とするとき,無限級数 の和を求めよ。
(3) 曲線 の における接線の方程式を求めよ。
(4) を定数とするとき, に関する方程式 の解の個数を調べよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
導関数・第二次導関数の符号を調べて関数の形を決め、最小値を使う級数は部分分数分解で望ましい形にした。方程式は g(x)=x^n log x-x の値域と単調性により解の個数を分類した。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- で減少し、 で増加する。 で変曲し、その前で上に凸、その後で下に凸。極小値は 、通過点は (1,0)。
。
。
では 0 個、 では 1 個、 では 2 個、 では 1 個。数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) 定義域は である。積の微分法より となる。 だから、 となるのは のときであり、 では 、 では である。したがって は で減少し、 で増加する。最小値は である。さらに である。 とおくと、 は 、 は で成り立つ。よって は変曲点であり、その前では上に凸、その後では下に凸である。 より 。また、 であり、 では 、 では 、 では である。さらに で となる。これらより、グラフは原点に右側から近づき、変曲点を経て極小点 に至り、 を通って右上方へ伸びる。
(2) (1) より、 に対する最小値は である。したがって とすると、求める和は である。
(3) かつ だから、 における接線は である。
(4) とおくと、方程式は と同値である。 で とおくと であり、 は 、 は である。また 、。したがって は で減少し、 で増加するので、 では 、 では となる。ゆえに は で減少し、 で増加する。さらに 、、 である。よって左側の範囲 での値は から ( は含まない)まで、右側の範囲 での値は から までをとる。したがって、 では解は 個、 では の 個、 では各区間に一つずつ計 個、 では の範囲にただ一つである。
この問題で使う考え方
- 対数関数のグラフ・増減
- 多項式の導関数
- 導関数と増減
- 極大・極小
- 指数・対数関数の微分
- 第二次導関数
- 関数の極限
- 数列の極限
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