(1) C1 上の接点を (t,at) とする。この点での接線の傾きは atlna である。接線が原点を通るためには,接線の切片が0,すなわち at−tatlna=0 でなければならない。at>0 より t=1/lna である。したがって k=a1/lnalna=elna,a=ek/e, 接点は (1/lna,e) である。
(2) C2 上の接点を (t,logat) とすると,接線の傾きは 1/(tlna) である。接線が原点を通る条件は logat=t⋅tlna1=lna1. よって lnt=1,すなわち t=e であり,接点は (e,1/lna) である。
(3) Q=(u,logau) を直線 y=x に関して反転した点を R=(logau,u) とすると,点Rは曲線C1上にあり,∣OR∣=∣OQ∣ である。P,R の偏角をそれぞれ θP,θR とすると,Q の偏角は π/2−θR である。したがって正三角形となるには θP−(π/2−θR)=±π/3,すなわちθP+θR=π/6 または 5π/6 でなければならない。
P=(x,ax),R=(y,ay) が異なる点で ∣OP∣=∣OR∣ を満たす場合を考える。x,y≦0 なら両偏角は π/2 以上なので和は π より大きい。x,y≧0 では t2+a2t が t≧0 で増加するため,異なる点で同じ長さにはならない。残る場合を x<0<y とすると, x2+a2x=y2+a2y より −x>y である。また ax/(−x)ay/y=ay−xy−x>1 なので,θR>π−θP,したがって θP+θR>π となる。以上より,必要な角度条件を満たすには P=R でなければならない。
このとき P=(x,ax), Q=(ax,x) である。x<0 では偏角 θP>π/2 となり角度差は 60∘ にならない。さらに x=0 なら P=(0,1),Q=(1,0) であり,OP⋅OQ=0 だから ∠POQ=90∘ となり,正三角形ではない。したがって x>0 である。P の偏角を θ とすると,反転した Q との角度差は ∣2θ−π/2∣ である。これが π/3 となる条件は θ=π/12 または 5π/12,すなわち xax=tan15∘=2−3またはxax=tan75∘=2+3.
f(x)=ax/x (x>0) とおくと f′(x)=x2ax(xlna−1). よって f は x=1/lna で最小値 elna をとり,x→0+ および x→∞ で f(x)→∞ となる。したがって水平値 c>0 に対し,c>elna なら方程式 f(x)=c の解は2個,c=elna なら1個,c<elna なら0個である。二つの値 2−3<2+3 をこの条件と比較すれば, a組数1<a<A−4a=A−3A−<a<A+2a=A+1a>A+0 (A−=expe2−3, A+=expe2+3). 各 x は P を定め,反転点 Q は一意に定まるので,この解の個数が求める順序付き組 (P,Q) の個数である。