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名古屋市立大学/2016年度/前期

名古屋市立大学 2016年 数学 第2問解答・解説

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1問題

名古屋市立大学2016年度第2問

図1から図3は、辺の長さが1の正方形が並んだ図形である。これらの図において、1つ、またはいくつかの正方形で構成される四角形を考える。例えば、図1において灰色で示した図形は、点 AA を1つの頂点とする幅が3、高さが2の四角形である。次の問いに答えよ。

図1。横7列・縦4行の正方形の格子で、左下の角に黒丸とAがある。左下の横3列・縦2行の6マスが灰色で示されている。
図2。横7列・縦4行の正方形の格子から、左下の1マスを除いた形である。
図3。横7列・縦4行の正方形の格子から、最上行の右3マスと左下の1マスを除いた形である。

(1) 図1の中に点 AA を1つの頂点とする四角形はいくつあるか。

(2) 図2の中に四角形はいくつあるか。

(3) 図3の中に四角形はいくつあるか。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

図形の辺は正方形の辺に沿うので、四角形の各辺は水平または垂直である。したがって、図形を構成する四角形は格子に沿った長方形である。  (1) 図1は横7マス、縦4マスであり、点Aは左下の頂点である。長方形の右上の頂点は、Aから右に1,2,…\ldots,7マス、上に1,2,…\ldots,4マス進んだ格子点から選べる。よって7⋅4=287\cdot4=28個である。  (2) 図2の各行のマスは上から順に第1列から第7列、第1列から第7列、第1列から第7列、第2列から第7列に並んでいる。連続する行を固定し、そのすべてに共通する列がkk個なら、その部分に含まれる長方形は、k+1k+1本の縦の格子線から左右の辺を選ぶことで(k+12)\displaystyle \binom{k+1}{2}個ある。行の範囲を1行、2行、3行、4行と分けると、共通列数はそれぞれ(7,7,7,6)(7,7,7,6)、(7,7,6)(7,7,6)、(7,6)(7,6)、(6)(6)である。したがって、3(82)+(72)+2(82)+(72)+(82)+(72)+(72)=105+77+49+21=252.\displaystyle 3\binom{8}{2}+\binom{7}{2}+2\binom{8}{2}+\binom{7}{2}+\binom{8}{2}+\binom{7}{2}+\binom{7}{2}=105+77+49+21=252.  (3) 図3の各行のマスは上から順に第1列から第4列、第1列から第7列、第1列から第7列、第2列から第7列に並んでいる。同様に、連続する行の範囲を1行、2行、3行、4行とすると、共通列数はそれぞれ(4,7,7,6)(4,7,7,6)、(4,7,6)(4,7,6)、(4,6)(4,6)、(3)(3)である。よって、(52)+2(82)+(72)+(52)+(82)+(72)+(52)+(72)+(42)=87+59+31+6=183.\displaystyle \binom{5}{2}+2\binom{8}{2}+\binom{7}{2}+\binom{5}{2}+\binom{8}{2}+\binom{7}{2}+\binom{5}{2}+\binom{7}{2}+\binom{4}{2}=87+59+31+6=183.各長方形は縦の行範囲によってただ1回数えられている。

この問題で使う考え方

  • 組合せ
  • 和の法則
  • 積の法則

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