4α2−2αβ+β2=0 を α2 で割ると (αβ)2−2αβ+4=0, したがって αβ=1±i3. 条件 0≦arg(β/α)≦π より αβ=1+i3=2eiπ/3.
六角形の一辺を u=A、ω=eiπ/3 とおく。頂点が反時計回りに並ぶので、辺の向きは順に60度ずつ回転し、 O=0,A=u,B=(1+ω)u,C=(1+ω+ω2)u=(1+i3)u,D=i3u,E=ω2u. 各頂点の原点からの距離はそれぞれ 0,∣u∣,3∣u∣,2∣u∣,3∣u∣,∣u∣ である。比の絶対値が2なので、β=C、また α=A または E である。α=A なら C/A=1+i3 で条件を満たす。一方、α=E なら EC=2e−iπ/3=1−i3 となり偏角の条件に反する。よって αβ=1+i3,α=A,β=C.
(2)では κ=1+i3 とおくと α=u, β=κu。γ は α,β と異なる非零頂点なので、γ=cu の係数 c は cB=1+ω=23+i3,cD=i3,qquadcE=ω2=2−1+i3 のいずれかである。二つ目の条件式に α=u,β=κu,γ=cu を代入し、u=0 で割ると (2c2−(3+κ)c+(1+κ))u+(1+κ−2c)=0. 各候補について係数を計算すると次の通りである。 γ の頂点BDEc23+i3i32−1+i32c2−(3+κ)c+(1+κ)2κ−1−3i329−3i31+κ−2c−12−i33 いずれも u がただ1つに定まり、順に γ の頂点BDEα=u21−i3−41+i3−63+i3β=κu221−i3−32i3γ=cu23−i343−i363−i3 を得る。これらは全て非零で互いに異なり、各々指定の頂点である。したがって答えは (α,β,γ)=(21−i3, 2, 23−i3),(−41+i3, 21−i3, 43−i3),(−63+i3, −32i3, 63−i3).
各六角形の図示用に、実部を横軸、虚部を縦軸として、各行の頂点を O,A,B,C,D,E の順にプロットし、隣り合う点を結ぶ。 (α,β,γ)γ=Bγ=Dγ=EO000A21−i3−41+i3−63+i3B23−i3−2i3−21+i3C221−i3−32i3D23+i343−i321−i3E21+i32163−i3 この表はそれぞれの六角形の全頂点の複素座標を与えるので、順に結べば各図が定まる。