新潟大学/2011年度
新潟大学 2011年 数学 第2問解答・解説
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1問題
数直線上の動点 がはじめ原点にある。動点 は1秒ごとに数直線上を正の向きまたは負の向きにそれぞれ の確率で指定された長さを移動するものとする。 秒後に動点 が原点に戻る確率を とする。ただし, は自然数とする。このとき,次の問いに答えよ。
(1) 動点 が1秒ごとに正の向きに1または負の向きに1移動するとき, を求めよ。
(2) 動点 が1秒ごとに正の向きに1または負の向きに1移動するとき, を求めよ。
(3) 動点 が1秒ごとに正の向きに3または負の向きに1移動するとき, を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
移動回数を変数にして原点へ戻る条件を立式し、その移動列の数を組合せで数える。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) (2) (3)
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
【追加仮定(原文に明記なし)】各秒の方向の選択は、原文に示された各の確率に従い、過去の選択から独立に行うと仮定します。各秒の確率だけでは、複数回の選択の同時分布は一意に定まりません。
(1) 1秒後の位置は または なので 。2秒後に原点へ戻るのは、移動の組が または の2通りである。全4通りは同様に確からしいから
(2) 回のうち正の向きに進む回数を とすると、終点の位置は 。原点に戻る条件は である。 が奇数ならこれは不可能なので 。 が偶数なら、正の向きに進む 回の選び方は 通りであり、各移動列の確率は だから
(3) 回のうち 進む回数を とすると、残り 回は 進み、終点の位置は これが0となるのは のときに限る。したがって でなければ 。 なら、 回の の選び方が 通りで、各移動列の確率は なので
この問題で使う考え方
- 積の法則
- 組合せ
- 確率の基本法則
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