日本医科大学/2009年度
日本医科大学 2009年 数学 第I問解答・解説
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1問題
次の文章の空欄に適する数を解答欄に記せ。ただし、分数は既約分数の形で答えよ。
(1) 「 を7で割ると1余る」という性質をもつ最小の自然数 は である。したがって、 を7で割った余りは 、 を7で割った余りは 、 を7で割った余りは である。ただし、 は「 の 乗」を意味するものとする。
(2) AとBが次のようなゲームをする。Aはサイコロを2回投げて出た目の最大値 を得点とし、Bはサイコロを1回投げて出た目 を得点とし、得点の大きい方を勝ち、同点なら引き分けとする。このとき、 となる確率は 、 となる確率は 、BがAに勝つ確率は 、引き分けとなる確率は である。
(3) Oを原点とする数直線上に、点 を次のようにとる。ただし、 は点 の座標を表す。 とする。そして、 が偶数なら、線分 の中点を とし、 が奇数なら、線分 を に内分する点を とする。このとき、 に対し、 が成り立つ。したがって、 となり、 を得る。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
余りの周期、サイコロの順序つき場合の数、点の座標漸化式をそれぞれ用いて、全欄を順に求める。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- ア イ ウ エ
オ カ キ ク
ケ コ サ シ ス セ ソ数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) 7で割った余りを考えると、 の余りは順に である。 だから、余りは3乗ごとに繰り返す。したがって、1余る最小の自然数は であり、 の余りは1である。また より 。さらに、 かつ2009は奇数だから 。よって指数を3で割った余りが2であることから、。
(2) サイコロ3回の出方を順序つきで数えると、全部で 通りが同様に確からしい。Aの得点 が5以下であるには、Aの2個の目がともに5以下であればよいので、確率は 。同様に、 の確率は である。
Bの目が のときBが勝つには、Aの2個の目がともに 以下である。したがってBが勝つ場合の数は 通りであり、勝つ確率は 。引き分けについては、Aの2個の目の最大値が となる出方が 通りあり、そのときBも を出す1通りが対応する。よって引き分けの出方は 通りであり、確率は である。
(3) である。 は偶数なので は の中点であり、 は奇数で、 は線分 を に内分する。したがって これに最初の式を代入すると とおくと で、。よって また なので 。各係数と極限は問題文の順に である。
この問題で使う考え方
- 約数・倍数
- 積の法則
- 確率の基本法則
- 内分・外分点
- 漸化式
- 数列の極限
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