内分比 XY:YA=2:1 より、Y=(X+2A)/3 である。点 X=(s,t)、A=(a,−12) と書けば、Y=(3s+2a,3t−24). X が P:y=x2 上を動くときは t=s2 である。Y=(x,y) と置くと s=3x−2a だから、y=3(3x−2a)2−24=3x2−4ax+34a2−8. したがって、Q の方程式は y=3x2−4ax+34a2−8 である。
P と Q の交点の x 座標を x1,x2 とすると、x2−2ax+32a2−4=0 の2根である。この方程式の判別式は 34a2+16>0 なので、任意の実数 a に対して異なる2交点がある。根と係数の関係から x1+x2=2a、x1x2=32a2−4。放物線上の2点を結ぶ直線の傾きは x1−x2x12−x22=x1+x2 であり、切片は −x1x2 だから、l:y=2ax−32a2+4.
以下、横座標 x を固定して考える。Q 上の点の縦座標は qx(a)=34(a−23x)2−8 である。a を実数全体に動かすと、この値は最小値 −8 から上に限りなく大きくなるので、R は y≧−8 である。また、l 上の縦座標=−32(a−23x)2+23x2+4 より、L は y≦23x2+4 である。
次に −3≦a≦3 とする。qx(a) の最小値は、頂点 a=23x が区間内にあれば −8、区間外なら頂点に近い端点で生じる。従って、最小値は ϕ(x)={−83(∣x∣−2)2−8(∣x∣≦2),(∣x∣>2) である。一方、係数4/3が正の二次関数 qx(a) の最大値は区間の端点で生じる。x>0 なら a=−3、x<0 なら a=3、x=0 ならどちらの端点でもよく、その最大値は U(x)=3x2+12∣x∣+4 となる。qx(a) は −3≦a≦3 で連続なので、中間値の定理により、その値域は ϕ(x)≦qx(a)≦U(x) の範囲全体である。さらに、U(x)−(23x2+4)=23x2+12∣x∣≧0. したがって、全ての x で R′ の上端は L の境界以上にあり、M=R′∩L の縦断面は、ϕ(x)≦23x2+4 のときちょうど ϕ(x)≦y≦23x2+4 となる。
∣x∣≦2 では ϕ(x)=−8≦23x2+4 である。r=∣x∣>2 とすると ϕ(x)−(23x2+4)=23r(r−8), だから、縦断面が存在する条件は r≦8 である。よって u の範囲は −8≦u≦8。
この範囲で ϕ(x)≧−8、23x2+4≦100 なので −8≦v≦100。この範囲の値が全て実際に現れることも確認できる。u=0 の縦断面は −8≦v≦4 である。また、4≦v≦100 なら u=32(v−4) と選べば 0≦u≦8 かつ 23u2+4=v となり、その点は上で示した縦断面条件を満たす。従って v の範囲は −8≦v≦100 である。
面積は対称性を用い、下端 ϕ(x) と上端 23x2+4 の差を積分して Area(M)=2[∫02(23x2+12)dx+∫28(−23x2+12x)dx]=2(28+108)=272.