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日本医科大学/2016年度/前期

日本医科大学 2016年 数学 第III問解答・解説

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1問題

日本医科大学2016年度第III問

座標平面上の2点 P(t,t2), Q(t−5,t2−4t+2)P(t,t^2),\ Q(t-5,t^2-4t+2) に対して,tt が 1≦t≦31\leq t\leq3 の範囲を動くとき,以下の各問いに答えよ。   問1 線分 PQPQ を表す直線の方程式および定義域を,tt を用いて表せ(答えのみでよい)。   問2 線分 PQPQ が通過する範囲 DD を求め,図示せよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (4t−2)x−5y+t2+2t=0,t−5≦x≦t (1≦t≦3);D={(x,y):−4≦x≦3, L(x)≦y≦U(x)}(4t-2)x-5y+t^2+2t=0,\quad t-5\le x\le t\space{}(1\le t\le3);\quad D=\{(x,y):-4\le x\le3,\space{}L(x)\le y\le U(x)\}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

III(問1・問2)

問1 PQ→=(−5,−4t+2)\overrightarrow{PQ}=(-5,-4t+2) なので,直線 PQPQ の傾きは (4t−2)/5(4t-2)/5。点 P(t,t2)P(t,t^2) を通るから y−t2=4t−25(x−t),(4t−2)x−5y+t2+2t=0.\displaystyle y-t^2=\frac{4t-2}{5}(x-t),\qquad \boxed{(4t-2)x-5y+t^2+2t=0}. 線分上では xx 座標が PP の tt から QQ の t−5t-5 まで動くので,定義域は t−5≦x≦t(1≦t≦3).\boxed{t-5\le x\le t}\qquad(1\le t\le3).

問2 線分上の点は,1≦t≦31\le t\le3 を満たすある tt について t−5≦x≦tt-5\le x\le t および 5y=t2+(4x+2)t−2x=:Fx(t)5y=t^2+(4x+2)t-2x=:F_x(t) を満たす。したがって −4≦x≦3-4\le x\le3 であり,各 xx に対して max⁡(1,x)≦t≦min⁡(3,x+5).\displaystyle \max(1,x)\le t\le\min(3,x+5). tt の範囲は,−4≦x≦−2-4\le x\le-2 では 1≦t≦x+51\le t\le x+5,−2≦x≦1-2\le x\le1 では 1≦t≦31\le t\le3,1≦x≦31\le x\le3 では x≦t≦3x\le t\le3 となる。Fx(t)F_x(t) は tt の上に凸な二次式で,頂点は t=−2x−1t=-2x-1。各区間での最小値・最大値を調べると,下端と上端は次の通り。 L(x)={x2+6x+7,−4≦x≦−2,−4x2−6x−15,−2≦x≦−1,2x+35,−1≦x≦1,x2,1≦x≦3,U(x)={2x+35,−4≦x≦−32,2x+3,−32≦x≦3.\displaystyle L(x)= \begin{cases} x^2+6x+7,&-4\le x\le-2,\\ \dfrac{-4x^2-6x-1}{5},&-2\le x\le-1,\\ \dfrac{2x+3}{5},&-1\le x\le1,\\ x^2,&1\le x\le3, \end{cases} \qquad U(x)= \begin{cases} \dfrac{2x+3}{5},&-4\le x\le-\dfrac32,\\ 2x+3,&-\dfrac32\le x\le3. \end{cases} 連続な二次式 Fx(t)F_x(t) の像は区間なので,通過範囲は −4≦x≦3,L(x)≦y≦U(x).これらを同時に満たす点の領域が D である。\boxed{-4\le x\le3,\qquad L(x)\le y\le U(x)}.\qquad\text{これらを同時に満たす点の領域が $D$ である。} たとえば下端は (−4,−1)(-4,-1) から (−2,−1)(-2,-1) までの y=x2+6x+7y=x^2+6x+7,次に (−2,−1)(-2,-1) から (−1,1/5)(-1,1/5) までの y=(−4x2−6x−1)/5y=(-4x^2-6x-1)/5,さらに直線 y=(2x+3)/5y=(2x+3)/5,最後に放物線 y=x2y=x^2 である。上端は (−4,−1)(-4,-1) から (−3/2,0)(-3/2,0) まで y=(2x+3)/5y=(2x+3)/5,そこから (3,9)(3,9) まで y=2x+3y=2x+3。

x軸・y軸の正方向に矢印があるグラフで、黒丸に(−4,−1)、(−3,−2)、(−3/2,0)、(3,9)が記されている。2本の曲線と右上がりの直線が描かれ、左の下側と右の上側の囲まれた領域が灰色で塗られている。

この問題で使う考え方

  • 直線の方程式
  • 二次関数のグラフと頂点
  • 二次関数の最大・最小
  • 不等式の表す領域
  • 関数の連続性

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