日本医科大学/2021年度/前期
日本医科大学 2021年 数学 第I問解答・解説
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1問題
3枚の硬貨 を同時に投げて、表裏を調べるという試行 を繰り返し行う。座標空間内の動点 は定点 から出発し、硬貨の表裏に応じて、次の規則にしたがって移動する。
[規則1] が表の場合は 軸方向に 、裏の場合は 軸方向に だけ平行移動する。
[規則2] が表の場合は 軸方向に 、裏の場合は 軸方向に だけ平行移動する。
[規則3] が表の場合は 軸方向に 、裏の場合は 軸方向に だけ平行移動する。このとき、以下の各問いに答えよ。
問1 はじめに、試行 を続けて6回行ったところ、 が表となった回数はそれぞれ であり、このとき、 は原点にあったという。 の値をそれぞれ求めよ。答えのみでよい。
問2 次に、動点 を問1で定まった定点 に戻してから、試行 を続けて5回行った。このとき、 が次の集合に属する確率をそれぞれ求めよ。答えのみでよい。ただし、有理数は既約分数で表すこと。
(1)
(2)
(3)
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
各硬貨の表の回数で座標を表し、独立な二項分布と組合せによって問2の各事象を数える。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- 問1: 問2(1): 問2(2): 問2(3):
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
問1 6回中、各硬貨の表の回数をそれぞれ とすると、その硬貨による軸方向の移動量は である。したがって原点に到着した条件から ゆえに を得る。
問2 5回の試行で、各硬貨が表となった回数を とする。これらは互いに独立で、いずれも 、 を満たす。問1で求めた から出発するので、終点の座標は (1) z=-1 は と同値であるから、確率は 。
(2) 条件は かつ と同値である。異なる硬貨の表の回数は独立であり、 だから、求める確率は 。
(3) は と同値で、その確率は 。また は と同値であり、該当する組合せ数は である。よってその確率は 。これは の条件と独立なので、求める確率は 。
この問題で使う考え方
- 積の法則
- 組合せ
- 確率の基本法則
- 二項分布
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