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大分大学/2011年度/前期

大分大学 2011年 数学 第2問解答・解説

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1問題

大分大学2011年度第2問

xx の三次関数 y=ax3+bx2+cx+dy=ax^{3}+bx^{2}+cx+d のグラフはある点に関して対称であることを証明せよ。ここに、a,b,c,da,b,c,d は定数で a≠0a\neq0 とする。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 対称の中心は(−b3a,2b3−9abc+27a2d27a2)\displaystyle \quad \left(-\frac{b}{3a},\frac{2b^3-9abc+27a^2d}{27a^2}\right)\quad 。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

f(x)=ax3+bx2+cx+df(x)=ax^3+bx^2+cx+d とし、h=−b3a\displaystyle h=-\dfrac{b}{3a} とおく。条件 a≠0a\ne0 より hh は定義される。任意の実数 tt に対して f(h+t)=at3+(3ah+b)t2+(3ah2+2bh+c)t+f(h)=at3+(c−b23a)t+f(h),\displaystyle \begin{aligned} f(h+t) &=at^3+(3ah+b)t^2+(3ah^2+2bh+c)t+f(h)\\ &=at^3+\left(c-\frac{b^2}{3a}\right)t+f(h), \end{aligned} ここで 3ah+b=03ah+b=0 を用いた。また f(h)=ah3+bh2+ch+d=2b3−9abc+27a2d27a2.\displaystyle f(h)=ah^3+bh^2+ch+d =\frac{2b^3-9abc+27a^2d}{27a^2}. 一次式の係数を L=c−b23a\displaystyle L=c-\dfrac{b^2}{3a}、K=f(h)K=f(h) と書けば f(h+t)=at3+Lt+K,f(h−t)=−at3−Lt+K,f(h+t)=at^3+Lt+K,\qquad f(h-t)=-at^3-Lt+K, 従って f(h+t)+f(h−t)=2Kf(h+t)+f(h-t)=2K である。グラフ上の点 (h+t,f(h+t))(h+t,f(h+t)) を (h,K)(h,K) に関して点対称移動すると 2(h,K)−(h+t,f(h+t))=(h−t,2K−f(h+t))=(h−t,f(h−t)),2(h,K)-(h+t,f(h+t))=(h-t,2K-f(h+t))=(h-t,f(h-t)), となり、再びグラフ上の点になる。tt は任意なのでグラフ全体は点 (h,K)=(−b3a,2b3−9abc+27a2d27a2)\displaystyle (h,K)=\left(-\frac{b}{3a},\frac{2b^3-9abc+27a^2d}{27a^2}\right) に関して対称である。

この問題で使う考え方

  • 三次の乗法・因数分解公式

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