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大分大学/2025年度/前期

大分大学 2025年 数学 第2問解答・解説

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1問題

大分大学2025年度第2問

三角形 ABCABC は ∣AB→∣2+∣AC→∣2=5∣BC→∣2\left|\overrightarrow{AB}\right|^2+\left|\overrightarrow{AC}\right|^2=5\left|\overrightarrow{BC}\right|^2 を満たす。3点 L,M,NL,M,N をそれぞれ辺 BC,AC,ABBC,AC,AB の中点とし、AB→\overrightarrow{AB} と AC→\overrightarrow{AC} のなす角を θ\theta とする。

(1) AB→⋅AC→=s(∣AB→∣2+∣AC→∣2)\overrightarrow{AB}\cdot\overrightarrow{AC}=s\left(\left|\overrightarrow{AB}\right|^2+\left|\overrightarrow{AC}\right|^2\right) を満たす定数 ss の値を求めなさい。

(2) 内積 BM→⋅CN→\overrightarrow{BM}\cdot\overrightarrow{CN} の値を求めなさい。

(3) ∣AL→∣2=t(∣BM→∣2+∣CN→∣2)\left|\overrightarrow{AL}\right|^2=t\left(\left|\overrightarrow{BM}\right|^2+\left|\overrightarrow{CN}\right|^2\right) を満たす定数 tt の値を求めなさい。

(4) ∣AB→∣=∣AC→∣\left|\overrightarrow{AB}\right|=\left|\overrightarrow{AC}\right| となるとき、cos⁡θ\cos\theta の値を求めなさい。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) s=25\displaystyle \quad s=\frac25\quad 。 (2) 0\quad 0\quad 。 (3) t=1\quad t=1\quad 。 (4) cos⁡θ=45\displaystyle \quad \cos\theta=\frac45\quad 。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

AB→=u, AC→=v\overrightarrow{AB}=\mathbf u,\ \overrightarrow{AC}=\mathbf v、S=∣u∣2+∣v∣2S=|\mathbf u|^2+|\mathbf v|^2、d=u⋅vd=\mathbf u\cdot\mathbf v とする。まず BC→=v−u\overrightarrow{BC}=\mathbf v-\mathbf u だから条件は S=5∣v−u∣2=5(S−2d).S=5|\mathbf v-\mathbf u|^2=5(S-2d). これより d=2S/5d=2S/5。

(1) 求める定数は s=dS=25.\displaystyle s=\frac{d}{S}=\frac25.

(2) Aを始点とする位置ベクトルで中点を表すと BM→=v2−u,CN→=u2−v.\displaystyle \overrightarrow{BM}=\frac{\mathbf v}{2}-\mathbf u,\qquad \overrightarrow{CN}=\frac{\mathbf u}{2}-\mathbf v. したがって BM→⋅CN→=54d−12S=0.\displaystyle \overrightarrow{BM}\cdot\overrightarrow{CN} =\frac54d-\frac12S=0.

(3) LLはBCの中点なので AL→=(u+v)/2\overrightarrow{AL}=(\mathbf u+\mathbf v)/2。よって ∣AL→∣2=14(S+2d)=920S.\displaystyle |\overrightarrow{AL}|^2=\frac14(S+2d)=\frac9{20}S. また、それぞれの長さを展開すると ∣BM→∣2+∣CN→∣2=54S−2d=920S.\displaystyle |\overrightarrow{BM}|^2+|\overrightarrow{CN}|^2 =\frac54S-2d=\frac9{20}S. 両辺の係数は等しく、t=1t=1。

(4) ∣u∣=∣v∣=r>0|\mathbf u|=|\mathbf v|=r>0 とすると d=r2cos⁡θd=r^2\cos\theta、S=2r2S=2r^2。一方 d=2S/5=4r2/5d=2S/5=4r^2/5 だから cos⁡θ=45.\displaystyle \cos\theta=\frac45.

答え

(1) s=25\displaystyle s=\frac25。 (2) 00。 (3) t=1t=1。 (4) cos⁡θ=45\displaystyle \cos\theta=\frac45。

この問題で使う考え方

  • 内積の展開
  • 中点の位置ベクトル
  • 辺長条件による内積決定

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