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琉球大学/2002年度/前期

琉球大学 2002年 数学 第3問解答・解説

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1問題

琉球大学2002年度第3問

1≦a≦e1\leq a\leq e とする。0≦x≦10\leq x\leq1 の範囲で、曲線 y=ex−ay=e^x-a と xx 軸で挟まれた部分の面積を S(a)S(a) とする。このとき、次の問いに答えよ。(50点)

問1 S(a)S(a) を求めよ。

問2 S(a)S(a) の最小値とそのときの aa の値を求めよ。  (解答は次のページを使用すること)

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

(問1)  1≦a≦e1\leq a\leq e より 0≦ln⁡a≦10\le\ln a\le1 である。曲線と xx 軸の交点は x=ln⁡ax=\ln a であり、exe^x は増加するので、0≦x≦ln⁡a0\leq x\leq\ln a では ex−a≦0e^x-a\leq0、ln⁡a≦x≦1\ln a\leq x\leq1 では ex−a≧0e^x-a\geq0 となる。したがって、 S(a)=∫0ln⁡a(a−ex) dx+∫ln⁡a1(ex−a) dx.\displaystyle S(a)=\int_0^{\ln a}(a-e^x)\,dx+\int_{\ln a}^1(e^x-a)\,dx. 各積分を計算すると、 S(a)=aln⁡a−a+1+e−2a+aln⁡a=2aln⁡a−3a+e+1.S(a)=a\ln a-a+1+e-2a+a\ln a=2a\ln a-3a+e+1. (問2)  この式を微分すると、 S′(a)=2(ln⁡a+1)−3=2ln⁡a−1.S'(a)=2(\ln a+1)-3=2\ln a-1. ln⁡a\ln a は増加するので、1≦a<e1\leq a<\sqrt e では S′(a)<0S'(a)<0、a=ea=\sqrt e では S′(a)=0S'(a)=0、e<a≦e\sqrt e<a\leq e では S′(a)>0S'(a)>0 である。よって S(a)S(a) は a=ea=\sqrt e で最小となる。その値は、 S(e)=2e⋅12−3e+e+1=e+1−2e=(e−1)2.\displaystyle S(\sqrt e)=2\sqrt e\cdot\frac12-3\sqrt e+e+1=e+1-2\sqrt e=(\sqrt e-1)^2.

この問題で使う考え方

  • 絶対値積分
  • 増減

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